North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. SEASIDE

バルセロナ&ロンドン②成長し続けるサグラダ・ファミリア


続いてリセウ駅近くのサン・ジョセップ市場 Marcat de Sant Josep に。 

入ったらとりあえず喉を癒すフレッシュジュース。キウイ飲んで、まだ足りずにネクター&メロン……そして忘れちゃいけないおトイレ。

小ぶりのオリーブオイルとオリーブパテをお土産に買っちゃって、荷物がさらに増える。


結局、お昼はジュースで満足してしまい、そのまま午後のツアー集合場所の凱旋門へ。

日傘で歩いていると、今度は自転車で遠くをすれ違った青年がこっち向いてHola!
さっきもドラゴン鉄扉からの帰り道に、声かけられたんだよね~。どうもスペインの男性は、日傘に惹かれるらしい。

木陰探して、出発まで時間合わせ。
靴脱いで裸足でのんびり、こんな休息とれてなかったな。気持ちいい……。


午後は、ガウディがサグラダのヒントを得た聖なる山・モンセラットMontserrat へ。

交通の便が悪く、バスツアーで約60㎞、1時間。窓からは、うっすらとサグラダのようなシルエットが見えてくる。「10個の穴をあけて10個の鐘を鳴らしたい」と、ガウディが想像した奇岩の山だ。

聖なる山、モン・セラット


標高725mからの眺め! 清々しい景色。


モンセラットとは、もともとのこぎり山の意味なのだそう。古くは海の中だった地域で、貝の化石が出るんだって。
もっのすご~~~く暑い!!

ここは厳しい宗派のベネディクト会修道院で、そのため尼僧院は少し下の場所に建てられている。修道院の入り口には4つの木が植えられており、生命(シュロ)、(糸杉)、平和(オリーブ)、勝利(月桂樹)を表しているんだとか。


黒いマリア様はなんでも、いくつでも、お願い事を叶えてくれるそう。それはぜひとも!と、なが~い列に並ぶ。 中央祭壇にマリア様がいらして前を横切る通路を拝みながら通る構造なのね。

いよいよ次!

マリア様の手の球をふれながらお願いできるのは、一人当たりほんの3~4秒のこと。
それでも一生懸命お祈りしたよ。
よろしくお願いします黒いマリア様!!


裏にある山の湧き水を頂いて、水分も聖なるパワーも補給。
お土産は、薬草の山でもあるモンセラットの”美人の茶” 。なんだかとてもご利益がありそう!

ツアーはカタルーニャ広場で解散。
まだ暑くて明るい夜を、サグラダ近くのロゼロンまで地下鉄で帰る。

ふわ~ようやく着いた……。
あまりに足が疲れて、足の甲に冷え冷えシートを貼りベッドの上で悶えながら、歩いた距離をチェックしてみる。

昨日、25000歩。19.5㎞。
今日、20000歩。15㎞。

ろくに食事摂れてないし。ふだん歩かないし。そら疲れるわな。。。

バルセロナの夜


ロゼロンのオープントップからは、こうしてサグラダがよく見える。夕陽に照らされたカラフルな街並との組み合わせは、モダンな魅力も教えてくれる。


暑さのせいで、あまりに食が進まないんでこれじゃまずいと思い、ちょっとしっかり食べようとフロントのお兄さんオススメの、Marina通りお向かいのLos Bellotaへタパス無料チケットを手にお出かけ~。

スタッフも皆フレンドリーで居心地がいい。
スペイン版シャンパンのサヴァと、スペイン風牛筋の煮込みが絶品! 7㎝大の巨大マッシュルームにベーコンのせと、イベリコ豚のソテー。つい頼んじゃったアイスは甘すぎて余計だったけどね。


いい気分で戻り、またサグラダを眺める。夜風がそよいで気持ちいい。

天に落下する放物線と星々のデュエットに、つい置かれたソファに寝そべりながら夢うつつになってしまいそう……。


このルポに出てくるガウディ作品に関する部分は、
サイト内記事「アントニ・ガウディ」と一部重複します。
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