今年の目標はもちろん、海外の旅。新型コロナで行き来できなかった分を取り戻したい!
爆上がりしたサーチャージや外貨と円のパワーバランス、各国の社会不安を反映した事件など、まだまだ安全とは言い切れない部分があるけれど、
”行けるうちに行かないと
いつ行けなくなるか分からない”
ってことが、逆に認識もされたよね。
サンクトペテルブルクはもう行けないんだろうな・・・。
自作虎の巻「旅のしおり」
旅行の度に作成している、旅のしおり。
田村センセにこう呼ばれてる😆
よく既成ツアーであるじゃない、1週間前とかに送られて来るやつ。あれをオリジナルプランで毎回自作してるの!
基本電子機器とか信用していないんで、それがなくても旅が滞りなく進められるよう、プリントアウトして持って行くのです。
スムーズに旅が進められる、ということは犯罪に巻き込まれるリスクを下げることにもなります。もたもた、ウロウロ、下向いてスマホで検索・・・は、いいカモでしかないので。
こういうところで「A型?」と訊かれるんだろうねぇ。
(でもO型)
O型は、情熱とこだわりから好きなことは徹底してやるのです。
ログを書くと3度おいしい
旅の間はメモにちょっとしたことを書き記し、できるだけ記憶の新鮮なうちに日記を残します。これがこのブログでもお届けしている旅ルポの元ネタ✨
しかしまるでオリエンテーリングなあたしの旅は、いつも過密スケジュールで、たまにメモすらとる余裕がなく・・・そんな時には細かな出来事が想い出からすっぽ抜け、後悔必至。
そこは反省して、計画段階から適度な余裕を含めてプラン立てるようになったよね。
事前シミュレーション(しおり作り)で1回、実際の旅でもう1回、帰って来て記録を書くことでさらにもう1回。
1度で3回も旅を楽しめるって、超コスパよくない?
オペレコはオペと同じくらい大切
全然関係ないように思えるかもしれないけれど、オペでも似た感覚があるんだよね。
①事前シミュレーション
(1度だけでなく2度3度することも)
②実際のオペ
③オペレコ(手術記載)書きつつの反省
・・・で計3度、手術を体験するわけ。
箇条書きで数行しか書かない先生もいるけど、あたしはオペレコかなり詳しく書く派。文字を読むだけで、その術野の景色や細かな操作の ”塩梅” が見えるように心がけてます。
そうすることで、術後経過を診る際に症状の原因とその対策が立てやすいし、手術操作とその結果を照らし合わせられるし、同じオペをしようと思った時や初めてそのオペをする後輩の参考になるからね。
オペは手先だけで習熟するものじゃない。
頭ももの凄く使うんです。
そうフィードバックを繰り返すことで、技術は磨かれて行くもの。それに、次世代に引き継げるようにきちんと情報で残していくって、何事においても大事だと思うのよ。
外科領域に限らず人が進歩してこられたのは、先人の知恵と知識に新たな知見を積み重ね、後人に伝えることが出来たから。
無痛麻酔ができて200年。
でもそのたった200年で、野蛮な切断術から現代のような神の領域とも言える手術まで、ヒトが本気で考え努力すれば急速に進化させることができたわけで。
Standing with Ukraine
この1年、常に心のどこかにあり続けたのが、2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。当初は朝目覚めてニュースを観るたびに、胸が締め付けられて苦しくなる毎日でした。
それを受け、自由と独立を守り抜いた都市国家・ドブロヴニクについてUPして以降、旅ログを更新することができなかった。
これも、実は今までと似てる話なのよ。
歴史と先人に学ぶことなく、幻想に目がくらんで出口も得るものもない迷路へと突き進んでしまったロシア。
歴史上繰り返されてきた人権無視の残虐行為や環境破壊を省みて、構築し直してきたはずの現代に至ってもまだ、ヒトってこれほどまでに愚かな選択をしてしまう種族なんだ、と気付かされました。
社会の構造的に情報と教育が偏り、慢性的な思考停止に陥っている層が多いことも、国家として問題なんだろうね。そしてそういう国は、ロシアだけじゃない。
対して、祖国での独立性を取り戻すために、辛抱強く道理を遵守し諦めることなく戦い続けるウクライナの人たち。確固たる意思とひとつひとつ問題に対峙する努力によって、変わらぬ膠着に見えても、中身は変化してきています。
この冬ロシアが、エネルギー施設に攻撃を始めたのを機に、はじめてウクライナに寄付をしました。本当はウクライナが本格的な再建に入ったらとタイミングを待ってたんだけど、それよりも今の今、必要なんじゃないかって思って。
あたしもそろそろ、再開しよう!
ひとまわりも昔のログだけど、やっぱり世界はこんなに美しいってきちんと残しておきたいから。