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  1. ART

Natal Chartを読む:ハウスの示す活動領域


あとは惑星とアスペクトがわかれば……Chartが読める!
と、前回ちょっと勇み足でした💦

その前に知っておきたい「ハウス(室)」のコト。
12サインが分かれば、関連付けて覚えやすいのです✨

ハウス・システムって?

黄道は30度ずつ12サインに分けていたけど、ホロスコープを描く際の12ハウス分割には、実はいろいろな方法があります……ただ主流は、プラシーダス法コッホ法など時間で分割するもの。

自動チャート作成サイトもこれを利用しているのがほとんどのはずなので、はじめての方はそれを使えばOK。

ホロスコープにおけるハウスの基本構成はこんな感じです。

ハウスの意味は
180度の位置にあるハウスと相補的な関係
隣り合うハウスとも相反する性質をあらわす


ここで「あれ? ハウスって右回りに数字が増えるんじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんね。

チャートは右回りで作成するので、星座が数字順に「右回り」に空に昇るようにするには、ハウスの位置は逆に「左回り」に数字が増えるかたちになるんです。

黄道のサイン分けを説明した時の図
ホロスコープを作る時は……
こんな配置に!

ホロスコープの1室は
ASC(東の地平線)からスタートし
星座が右回りに進む方向になる

アングルは大事な感受点

ホロスコープでは、後日お話しする天体(太陽系の惑星など)のほかにも、人生の軸を端的に表す大事なポイント(感受点)があります。

以下の4つはハウスと関連したアングルと呼ばれる感受点で、と~~~っても大事!

🌠東の地平線(アセンダント、AC/ASC)
1室の始まりで、生来の本質や外見を表す。

🌠底部(IC)
4室の始まりで、家庭環境や状態を表す。

🌠西の地平線ディセンダント、DC/DSC
7室の始まりで、パートナーと協力しての生活を表す。

🌠空の中点(MC)
10室の始まりで、社会での役割や社会的到達点を表す。


中でもAC(本質と外観)・MC(社会的外観)の2つは、その人の人生の色彩がおおよそ分かってしまうくらい。しっかり注目して読みたいね。

ただし、誕生時間が分からないと割り出せない💦

各ハウスがあらわす領域

ハウスは、この世の領域(フィールド)を表しているの。

生まれた時に、どのハウスに何の天体が入るかで、どんな領域にその人が興味を持ち、エネルギーを注いでいくかがわかるんです!

それぞれのハウスが示す領域を、サインと並べて表にするとこんな感じ。


サインのキャラと、その基本ハウスの意味する領域は、イメージが重なるって気づいた?

そうなの! 連想ゲームみたいなもの。
だから憶えるのは思ったより簡単なのよ~。

サインを憶えたら、ぜひハウスの意味もいっしょに憶えちゃってね!

【サンプル】ためしに読んでみる

実際のNatal Chartで見てみよう✨

時間で分割するハウス・システムの場合は、サインは30度ずつだけど、ひとつひとつのハウスの大きさは、このように偏りがあります(生まれ場所の緯度による)。

引かれた直線(アスペクト)は無視して、天体(☉☽☿♀♂♃♄♅♆♇)の入るサインハウスだけに注目!

Astrodienstで描いたNatal Chart例

このチャートの持ち主なら、天体が多く入るハウス……1室(自己)・5室(創造)・10室(仕事)が人生でクローズアップされやすいのね。
また、下半分(1-6室)に天体が多いので、この人にとっては社会生活よりも、プライベートの方が大切になります。

外見を表すACはいて座。背が高くしなやかな筋肉の持ち主で、楽観的でさばさばしており憎めない、元気な子馬みたいなキャラクター。社会的到達点であるMCはおとめ座、分析・管理・マネジメントや医療ケアに適性あり……ってな感じにリーディングしていきます。
(あたしのChartですけどね 笑)


もし6時間後に生まれていたらこうなる↓

6時間後のNatal Chart

天体はサインと一緒に、右回りにおよそ2時間で1星座移動していくけれど(ACを見るといて座♐→うお座♓)
月だけは動きが早く、数時間でもサインが変わることがあります(ここではしし座♌→おとめ座♍)

あ~こっちの方が絶対可愛く生まれてたよ……

ACうお座で、背はもっと低くて色白、超ラブリーで天然小悪魔な感じ。人気者で恋愛遍歴多そう。

1室(自己)・2室(財運)・7室(パートナー)・9室(海外)がクローズアップ。MCいて座。将来は教育や、海外関連で働いてそう。


自分のホロスコープを作ったら、ハウスへの天体の散らばり方と、AC/DCをチェックしてみてね!

🌠2つのハウスの境目近くにある天体

ハウス・システムはどれが一番と意見がまとまっているわけではなく、その選び方次第で、天体が入るハウスが変わってしまう……リーディングにも影響してしまうわけよね。

各ハウスの始まりにあたる境界線は”○室カスプ”と呼ばれ、特に読み取りに大事なポイントでもあります。

そこで、境界線(カスプ)近くに位置する天体を読むときは、どちらのハウスにあるか厳密にこだわらず、両方のハウスの意味を汲んで読むのがおススメです!


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