- Tue, 13 Aug 2024 -
1 4度目の北の大地
1.1 熱い遡上 ”さくらの滝”
1.2 神秘的な青い神の子池
2 阿寒摩周国立公園
2.1 オール霧の摩周湖
2.2 鶴雅オーベルジュSoRa
2.3 美幌峠から屈斜路湖を臨む
3 網走監獄・・・の土産物屋へ
4 天然温泉ドーミーイン網走
4.1 夕飯はドーナツ
忙しくなってきたトミーに合わせ、この時期・国内になった夏休み😊
お盆の北海道に飛んできました♡
4度目の北の大地
北海道の旅ははじめてのトミー、家族で2回・ひとりで1回・そして今回4度目のあたし。
参考プランは以前2台目の愛車フィアットと7月にフェリーで入った、苫小牧→富良野・美瑛→旭川→室蘭→登別→苫小牧ルート。
お盆の時期は南の地域で花火大会が多くって、そこに繋がる幹線道路は渋滞するって情報があったので、その地域を外してオホーツク側の女満別空港から道入りしたよ!
お盆で混雑するフライトのため、4時半起床。羽田HNDから女満別MMBに降り立ったのは朝の9時。早速、半年前に最後の1台を辛うじて押さえた軽のレンタカーに乗り、東へ向かい小一時間。
はじめに目指すは、さくらの滝。
熱い遡上 ”さくらの滝”
レンタカーのナビでは位置がよく分からず、スマホも駆使してようやく山奥のパーキングに到達。朝早いのに結構人で賑わってる。
虫よけスプレーかけて、熊撃退用の爆音スピーカーを腰に装着し、準備万端! と砂利道を歩き始めるとあれっ? もう見えてるアレって、さくらの滝!?
おぉ~・・・びゅんびゅんジャンプするサクラマス!!
スゴイよ、ひっきりなしに飛び続けるサクラマス・・・
あまりに呆気なくたくさんのジャンプが見れて、ちょっと拍子抜け(笑)
朝早い便で来たのは、朝夕に多いと言われるこの遡上を見たかったからなの~✨
サクラマスはサケ科の魚。産卵のために故郷の川を上っているんだよね。
そしてこんなに一生懸命ジャンプしていても、滝を越えた個体が見ている限り一匹もいないのよ。上っていけるのは1割くらいで、残りはその場で産卵に至るのだそう。そして子孫にあとを託してみんな死んでしまう。
”いのちを繋ぐ” 本能に突き動かされ、一心不乱に滝に挑み続けるサクラマスの姿に、思わず胸熱になるのだった。
神秘的な青い神の子池
一旦道を引き返し、また別の細い林道に入ってひたすら奥に進む。狭くてでこぼこした砂利道を、出て来る車とようやくすれ違いながら駐車場へ。そこからジジジジーと蝉の声いっぱいの遊歩道を歩いていくと、木々の合い間に姿を現す透き通ったブルーの神の子池。
ここは神の湖(カムイトー、摩周湖)の伏流水(湧き水)でできており、それで「神の子池」と呼ばれるようになったんだって。一見そんな風には見えないけれど、一日に12000トンもの水を噴き出しているそう。
どれくらいの量かと思ったら、
大きな貨物船 くらいらしい! そんなに!?
真ん中で頭を寄せ合い静かに談合中のオショロコマ(ミヤベイワナ/カラフトイワナ)。赤い腹に斑点を持つ美しい体色のため ”渓流の宝石” って呼ばれてる。
オショロコマという名前の由来は微妙に異なるのがいくつもあるんだけど、アイヌ語の「オソル・コ・オマ(尻尾で床を掘る魚)」という産卵時の姿を現す意味からきている・・・という説がしっくりきたなぁ。
神の子池といい、オショロコマといい、名が体を表してる感じが伝わってくる。
🐻北海道の旅支度🌲
紫外線対策(帽子・サングラス・日焼け止め・羽織ものやアームカバー)や朝夕の長袖、強力な虫よけスプレーの持参はもちろんのこと、いちばん心配だったのが ”ヒグマ” 。今年に入って、街中でも随分と襲われる事件が増えてたよね。いろいろ調べてみたんだけど、追いかけられたら逃げ切れないし力では対抗できない。なので、出遭わないための「熊鈴」は付けるとして、対峙してしまった時のための「熊撃退スプレー」を準備すべきか本気で悩みました。
ところが、このスプレー剤は飛行機には載せられないため入手するには現地購入。また、本州のツキノワグマに比べ、凶暴で大きい北海道のヒグマには数m先まで届く最強ランクの唐辛子スプレー(4万円!!)が必要なのだとか・・・😢 で諦めて、クマよりも強そうな恐竜などの雄叫び+その他動物が嫌がりそうな効果音を集め編集し、大音響で再生可能な携帯スピーカーに入れて持参しました。
いやホント、大真面目に。だって動物に食われるって、一番イヤな死に方だと思ってるからあたし。
初日に周るエリアはヒグマ目撃情報も多いし、さくらの滝や神の子池は駐車場から少し距離があるって話だったしなー。実際は駐車場からほとんど歩くところもなく、そもそも観光客で賑わっていてクマが近寄るどころじゃない感じだった💦
阿寒摩周国立公園
しょっぱなのハイライト2か所を周り、クマにも遭わずひと安心(笑)
お次は阿寒摩周国立公園に向かうよ!(というより、神の子池も国立公園に含まれるらしい)
オール霧の摩周湖
ところが、摩周第3展望台はこんな状況。
本当に真っ白で、そこに湖があるのかさえ定かではない。
これ、うっかり前に進んだら湖に落ちたりするんじゃない? さすが霧の摩周湖💦
(3度訪れた両親は一度だけうっすら見えたそうだ)
鶴雅オーベルジュSoRa
霧の中を屈斜路湖に向けて進むと、徐々に晴れ間が見えてきた。摩周湖の周囲だけあんなに霧が立ち込めてるんだな。
看板に従って白樺のわき道を入れば、ログハウス風の屈斜路湖畔のレストラン、オーベルジュSoRa😊
朝食抜いて来た初日のランチはコチラ!
屈斜路湖が見えるのかと思っていたら、ゆったり広々とした緑の庭を眺めるお席。
お料理とお皿もとても美しい😍💕
前菜にはなんと、サクラマス!
ねっとりした舌触りに口の中に広がる旨味。美味しいねぇ~。フレッシュな人参ソースとも相性いい。
お料理は地産地消で、道産のものがたっぷり詰まってる。
飲み物は、ワイン用葡萄からワインを造るのと同じ行程でつくったというジュース🍷を頂きました♪
広い天井と景色の中で、アミューズ・前菜2種・スープ・魚料理・肉料理・デザート&カフェ、たっぷりフルに楽しんだよ!
中でも美瑛牛の旨さに二人して感動。北海道って、ジンギスカンのイメージ強かったけど、牛肉も美味しいのね😱✨
さぁ! リベンジなるか? 今度は屈斜路湖のビューポイントに向かいます!
美幌峠から屈斜路湖を臨む
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖。火山噴火でできた陥凹に、水がたまってできた湖だね。周囲には砂湯やコタン温泉露天風呂など、温泉がたくさん湧いている。
屈斜路湖の語源は、アイヌ語で湖や沼の出口を意味する「クッチャロ(のど元)」だそう。
SoRaから5㎞くらい走ると、標高525mの美幌峠(道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠)。びゅうびゅう風が音を立てて吹きすさぶ中、駐車場からゆる~いけどきっつ~い階段をかなり進んで展望台へ。
遠くに今走ってきたワインディングロード。
なーんも見えなかった摩周湖と違い、屈斜路湖は絶景ナリ!!
中島の向こうに見えるのは網走のさらに東の、知床連山だよーーー!
網走監獄の土産物屋
ランチと絶景の美幌峠を堪能し過ぎて、網走監獄に着いたのは入場締め切り時間を過ぎた閉門30分前。ま、初めから無理ゲー承知のぎりぎりプランだったから仕方ないね。
でも地方観光のあるあるで、笑顔でお願いして入場していく観光客の方もたくさんいた😄
せっかくだから、門のところで記念撮影✨
そう! これ食べてみたかったやつ。
入場しなくってもお土産買える売店が、第2Pの方にあるみたい。いってみよっか?
そしたらここってば、お土産物の宝庫。初日なのにいいの?ってくらい、いろいろ買ってしまった・・・
「祝・出所煎餅」とか😄
ほくほくしながら網走海岸までひとっ走り、本日のお宿・ドーミーイン網走へ。
天然温泉ドーミーイン網走
出張とか、ちょっとした一人旅でリラックスもしたいという時に、ちょくちょくお世話になるドーミーイン。走りまくった1日を癒すのに最適なちょい宿として、初日はここをチョイス。
温泉♨に浸かるカピバラ のごとく、自宅でもなかなか湯船から上がってこないお風呂好きのトミー。それで今回は、毎晩お風呂三昧のお宿を選んであるんだ。
あたしは温熱じんましん持ちでお風呂短いんだけど(笑)
どのホテルも朝食ブッフェ付き(海鮮丼ももれなく)なので、食べ過ぎ防止にそのほかは必要最低限しか予約していないんだよね。
ランチもフルコース頂いてるし、まだお腹空いてない。。。
で、近くで見つけたココに!
アメリカ発祥のミスドって、今は本国では1店舗のみで、日本をはじめアジア数か国に展開しているんだって。アメリカ生活が長かったトミーは、アメリカの他のドーナツ屋より断然美味しいから箱買いするほど大好きで、運転中にココ見つけて食べたくなったんだって。
久しぶりで、これはこれで美味しかったなー♡
フレンチクルーラー万歳!!😍🍩
↑でも結局、湯上りヤクルト&アイスも食べちゃった2人💦
前の旅♥
2023年夏♥