- Wed, 14 Aug 2024 -
1 夏の網走の朝
2 西走300㎞の一日
2.1 おもしろ展示 山の水族館
2.2 見渡す限りの樹海!!三国峠&松見大橋
3 大地と花の彩り 美瑛・富良野へ
3.1 曇天のパッチワークの路
3.2 お花がいっぱい かんのファーム
3.3 ファームズ千代田ふれあい牧場
4 再訪!十勝岳温泉カミホロ荘
夏の網走の朝
目覚めると、港町らしくよく晴れた爽快な夏の朝。
冷たいイメージの強いオホーツク海も、この季節ばかりは陽光にきらめいてあたたかみを感じるね。
ドーミーインって、本来はビジネスホテルなのね。でも広々お風呂で疲れを癒せて、朝もきっちり食べられる食事を提供してるから、忙しい旅で泊まるにはとっても便利な存在。
けっこう海も綺麗だったよ~✨
朝から網走の海岸までランニングしてきたTommyは、そのままお風呂で汗を流して朝食ブッフェへ。
ここドーミーイン網走のブッフェは、ちっちゃな小鉢のお惣菜がどれもいい味付け具合で、朝からほっこり幸せ気分~✨
うっかりお皿取り過ぎちゃったけど、予想通り完食(笑)
うちでも冷蔵庫に欠かせない愛しのよつ葉牛乳♡😍
北海道のピルクル? ”カツゲン” も美味しく頂きました!!
西走300㎞の一日
おもしろ展示 山の水族館
8時頃、ドーミーイン網走を出発。通勤する人もちらほら歩いていたりして、ひとっこひとりいない森林の道を走り続けた昨日の景色と違って、なんか新鮮な感じ。
初日200㎞につづき、今日も東から西へとお宿まで約300㎞を移動しながら、観光ポイント押さえてくよ!
まずは西走1.5時間、「道の駅おんねゆ」を目指します!
軽自動車だから燃費いいし2日に1回くらい給油かな?ってタカくくってたら、そもそも ”燃費いい分給油タンクも小さい” らしく、走りまくる北海道観光ではガソリンの減りが案外速い💦
ガススタが予想以上に見当たらず、このあと旭川までもたないかも・・・と、おんねゆ近くのスタンドで給油。下手すると数十kmガススタないから、万が一ガス欠すればかなり面倒なことになるもんなぁ。
そこからすぐに道の駅の駐車場。直射日光で灼熱地帯と化した広いパーキングを日傘で渡り、淡水魚の生態をリアルに見せてくれる山の水族館へ✨
館内はすっずし~~~✨ 優雅に泳ぐオサカナを眺めながら、こんな暑い日は何時間でもココにいたい!!
滝つぼを模した水槽や、冬に氷が張る水槽もある。入場料670円と超リーズナブルなのに、つい見入ってしまう展示ばかり。
飼育員さんの生き物に対する熱い視線が、とても面白く充実した紹介に繋がっている。魚の気持ちで考えてみるって大事よね、ウン。
サケ科の魚たちは海に出るか(降海型)、内陸にとどまるか(陸封型)で名前も違うんだって。ややこしくて憶えられん・・・。
ヤマメが海に降りて「サクラマス」、オショロコマはほぼ内陸に留まるけれど、海に出た場合は巨大化して「ドリーバーデン」と呼ばれるようになるらしい。
総じて、降海すると巨大化してアゴが反って伸びるっぽいな。似ても似つかない別人(魚)になって故郷の川に帰って来るのね。
中でも気に入ったのは、現在は北海道の一部にしかいない日本最大の淡水魚・イトウが悠々と泳ぐこの水槽!
食物連鎖の頂点に立つからなのか、こわい者ナシの堂々とした動きが格好良すぎる。
館内で稚魚を育ててもいて、イトウの赤ちゃんへの餌やりも見れたよ😄
東京に勝るとも劣らぬ暑さの、夏の北海道。クーリングダウンもできて、けっこう長居しちゃった!
最大級ともいわれる充実の道の駅・おんねゆではお土産もたくさん見つかって、木々の間を走り続けるワインディング・ドライブへ。
・・・そしてこの70㎞区間、本当にガススタなし
見渡す限りの樹海!!三国峠&松見大橋
おんねゆで給油しておいて本当によかった、と涙しつつお昼頃、三国峠に到着!!
北海道の国道で最も標高の高い峠。正面の樹海は、火山活動によって窪んだカルデラに木々が繁ってできたもの(十勝三股カルデラ)。
いやもう、木々がこれでもかって密集。大自然しか感じさせない圧倒的な景色なのだ。
北海道、すご。
そしてその緑に埋め尽くされた原野の真っ只中に、一筋の赤。一瞬何かの模型かと見紛うほどに、整った美しさの松見大橋。
こんなとこバイクやオープンカーで走り抜ける気持ちよさったら! 想像しただけでたまらんわ!!
お次は美瑛・富良野エリアまで120㎞弱、約2時間ノンストップ。今日は一番移動距離が長い日なのよ・・・交替で運転しつつ、辛抱強くコマを進めてくよ。
網走のホームセンターで見つけた北海道限定とうきび茶、トウモロコシの甘みがめっちゃ濃厚!
うんまー生き返るぅ✨😲
大地と花の彩り 美瑛・富良野へ
旭川空港をかすめ美瑛に向かい踏切待ちしていたところ、山吹色の花(あちこちで見かける)がいっぱい咲く中、ゆっくりと電車が停まった西聖和駅。
この駅は上り・下り合わせて1時間に2~3本しか通らないらしい。見られてラッキー!!😍
曇天のパッチワークの路
ギリギリ雨は降らずに済んで、ついに美瑛のパッチワークの路!
駐車場は中国人のツアーバスやレンタカー客でい~っぱい。係員が拡声器で誘導してて、時折中国語で大声張り上げてる。
手前の並木道沿いに車停めて、歩いてこか。
駐車場の近くには、映えスポットとして大人気のセブンスターの木。
韓国人カップルの写真を撮ってあげた代わりに、いっぱい撮ってもらった♡
少し🚙で走って、ケンとメリーの木。
これも大きすぎてフレームに収まらん💦
ちょこちょこ軽を停めながら、いくつかのフォトスポットを満喫。
よーし次は富良野だーーー!
お花がいっぱい かんのファーム
富良野のラベンダー畑は6・7月にピークを迎え、その後は枯れちゃうんだよね💦
で、今回はそれ以外のお花もいっぱい育てている、上富良野のかんのファームさんに立ち寄ってみた。
まずはね・・・休憩所でお花を眺めながら、
ラベンダーのお花をのせたソフトクリームと巨大なじゃがバターを二人で分け合いっこ😄
北海道のソフトはミルキーでさらっと舌の上で溶けて、ジェラートっぽい美味しさ♡ ふんわりドライフラワーにしたラベンダーの蕾が香って優雅な気分。
どれどれ、じゃがバタは・・・えーめちゃめちゃおいしっ!! さすが北海道!
たぶんじゃがバタ、北海道ついてから一番旨い食べ物のような気がする。
食べ終えて園内をひとめぐり。
リバティ柄コンビネゾンは旅の前に頑張って作った👆✨ やっぱりこのロケーションにピッタリ💕
美瑛や富良野といった十勝岳の裾野に広がるなだらかな丘陵地帯は、古くからの火山活動で積もった軽石や火山灰でできていて、水はけがよくラヴェンダーの栽培等に向いているんだって。
ファームズ千代田ふれあい牧場
宿に向かう前にココ! 動物たちと至近距離でコンニチハできる、ファームズ千代田だよー!!
レストランも併設していて、「びえい牛」が食べられるんだって。(昨日SoRaで食べて美味しかったやつ!!)
ファーム手前には大きな職員寮もあったし、手広く事業を展開しているよう。
お腹側がでっぷりしていて重心が低く、脚の関節が太くて目立つのがヤギ。険しい山を登り降りするのに適した体つきをしています。
お山の大将的に、あたしたちがいた小一時間、まったくこの姿勢から動かなかった綺麗な白ヤギちゃん。
黒い細面のおしゃれな羊は、食肉用のサフォークちゃん。
切ないんだけど、たまにラム肉食べさせてもらってるよ。美味しいよね君たち。ゴメンね😢
他にもポニーや牛、アルパカ、これた美しい白孔雀などなど、広い園内でいろんな子たちに会えたよ~✨
触って楽しんでるのはほぼあたしで、Tommyはほぼ写真係でした(笑)
再訪!十勝岳温泉カミホロ荘
ふれあい牧場からは30㎞のラストスパート! お宿まであとちょっとの細い山道でdarlingの集中力がついに底をつき、命を危険を感じ強制的にドライバー交代(笑)
ココが前回泊まってまた来たいって思った、十勝岳温泉の宿・カミホロ荘だよ!
”カミホロ” の名は ”上ホロカメットク山” からもらったようです😊
十勝岳への登山客のベースにもなっていて、お部屋はかなり簡素なつくり(山荘だしね)。
でも代わりに、木々の香りや山霧に包まれた幻想的な温泉と、山登りの腹ごしらえとして山荘とは思えぬ充実のお食事が朝晩ともに楽しめるんだ~✨
だからなのか、登山とは縁のなさそうな普通のカップルや家族連れも結構泊まってるお宿です。
Darlingがお風呂から戻ったところで、待ってました!夕食のはじまりはじまり~😍
新鮮なお刺身や銀鱈の西京焼き、とろける萩饅頭に地元富良野の和牛・・・このほかにも白米や炊き込みご飯、お漬物などなどが食べ放題で準備されていて、一品々々じんわり臓腑に沁み入るの!
フィニッシュは富良野メロン。これもまさにメロメロな美味しさ♥
ひとつひとつはけして多くないけれど、品数たっぷりでお腹いっぱい✨
いや~・・・大・満・足。
お腹をひと休みさせながら、網走監獄ショップと道の駅おんねゆで集めたお土産を、お部屋の布団に広げて点呼確認。
まだ道入り2泊目なのに、なんか多くない??
さっ、そろそろあたしもお風呂に行ってこよ♡