- Sat, 17 Aug 2024 -
1 満喫!プレミアホテルCABIN札幌
2 展望台でクラーク博士を知る
3 望羊ドライブのはずが・・・
3.1 相川ビューポイントパーク
3.2 望羊の丘
3.3 羊蹄山の湧水さがし
4 洞爺湖有珠山ジオパーク
4.1 サイロ展望台
4.2 恰好良過ぎる昭和新山
5 初めてのグランピングは室蘭で
5.1 緑に囲まれた白いドームテント
5.2 フレンチBBQ ”大地のグリエ”
満喫!プレミアホテルCABIN札幌
ススキノの温泉ホテル、プレミアホテルCABIN札幌。朝食ブッフェもなかなかツボを押さえてていいな。
昨晩パフェまでやっちゃったから控えめに!!とは思ったんだけど、”蝦夷鹿カレー” の名前に魅了されてつい、目をキラキラさせながらご飯をよそってしまった。
ここはね、温泉の質も凄く良かったの! 改築中か何かで露天がほぼ露天ではない状態(秋にはいったん閉じる期間もあるそう)だったのは残念だけれど、泉質がユニークで、鉄分を多く含むとろりとした褐色のにごり湯なのね。
ぬるめでゆっくり浸かれて、湯冷めもしにくくポカポカが心地よかったし、この旅ずっと温泉三昧だったってのもあるけど、今朝起きた時のかかとのつるつる度にビックリ。修復力抜群!
確か”原始の湯”って紹介されてたかな・・・なんでも、太古の海水が岩盤に閉じ込められて、それが濃縮され噴き出しているからミネラルが濃いらしい。
肌荒れやかかとのひび割れだけじゃなく、外傷やダメージの回復にすごく効くんじゃないかしらん。
気に入って、朝も浸かってきちゃった!
繁華街にも近い便利な位置にあって、リーズナブルでお湯も良質、道産の新鮮素材が活かされた朝食ブッフェとなれば、また泊まりたくなっちゃうな😉✨
展望台でクラーク博士を知る
のんびり札幌の渋滞エリアを抜けて、さっぽろ羊ケ丘展望台へ。
駐車場が備わった無料展望台かと思ってたから、いきなりドライブスルーの料金所があってちょっとひるんだわ💦
パーキング、結構たくさんの車で埋まってる。
広々したところで幸せそうな羊たち✨
狭い動物園などではどうしても毛が汚れてしまうけど、北海道の放牧された羊はとても綺麗だよね😊
向こうに見えるのは札幌の市街。この一帯は北海道農業研究センターになっていて、いろいろと試験的に行われているんだって。
っと・・・おお!!
これが件のクラーク博士像。
もともとは、北大のクラーク胸像が人気になって観光客が押し寄せたことから、ここに新しく銅像を作ったんだって。制作は坂坦道氏。
フロンティア・スピリットが一瞬で伝わるような、素晴らしい像に仕上がったものです。
スティーブ・ジョブズの ”Stay hungry, stay foolish.” を大切にしているトミーには、この Be ambitious! も非常に響いた模様。うんうん、興奮するの分かるぅ~✨
ここにはクラーク博士の記念館があり、その教育理念や行動・人柄などを密度濃く紹介している。
なんかもう、読んでいるだけで目頭が熱くなり「先生!!」と呼びかけたくなる。今までなんとなくしか知らなかったけれど、記念館を出る頃には、その生涯をもっと知ってみたいと思うようになっていた。
望羊ドライブのはずが・・・
今日は本当は望羊ドライブのはずだったのに、お天気がどうにもイマイチくん。いつも御利益絶大なる超・晴れ男パワーは一体どこへやら。。。
羊蹄山見えないかな~とかすかな期待を寄せて、230号をひた走る。
そして昨日がんがんアクセル踏んだあたしの代わりに、今日はトミーが頑張ることになってたのに、走り始めて30分も経たないうちに頻繁にあくびをし出す体たらく。
昨日あんなにあたし頑張ったのに
運転始めるとすぐおねむってひどくない!?
うん・・・
アメリカで運転しまくってて
自分でも今まで運転好きだと思ってたんだけど
そう、あたしと同じクルマ好き・オープン好きって
さんざん言ってたじゃん
単に車を所有することが好きなんだってこの旅で分かったのが
一番の収穫だと思う
いまさらナニ言ってるん。
二人でかわるがわる運転できるならって、来年さらに過酷なドライブ旅行(米国)を計画中だってのに、ココに来て根底から初期条件覆してない!?
大丈夫😊
アメリカは必ずオートクルーズ(自動運転)付いてるし
それ余計
眠くなるだけじゃん
相川ビューポイントパーキング
そして早々とドライバー交代。
1時間ちょっと走り続けて、相川ビューポイントについたものの、おぼろげに裾野か??と思われる陰影がある以上には、北海道の富士山と名高い羊蹄山の気配すらなし!
きびすを返して車に戻り、そそくさと次のポイントへ向かう。
望羊の丘
お次は望羊の丘へ。昔は牛が放牧されていたらしいけれど、今はそんな気配はなく。
狭くて人っ子一人いないガタガタの道を走り、ようやくそれらしき場所に到達。
京極町のサイトにある正しい道順
望羊の丘からは、本当はこんな風に羊蹄山が見えるハズだったのに!
ぜーんぜん見えない!
今日は羊蹄山、相当ご機嫌斜めの様子。結局、おととい札幌のビルの合い間に見えていた姿が最後になるのね・・・。
この天気じゃ、ニセコの神仙沼も景色微妙だろうなぁ。無理せず、このまま南側の羊蹄山の湧水に向かおう。
羊蹄山の湧水さがし
羊蹄山を時計回りに周って南側の道道66号に入り、西に向かって走ると右(北側)に羊蹄山自然公園の入口がある。ここの登山口に湧き水があるってどこかで見聞きして、場違いな服装のまま霧雨のキャンプ場に入り込んでウロウロ💦
あったのかもしれないけど、見つからず退散。。。
で、車の中で検索し直し、自然公園入口を越えて200mほど先に、「名水とうふ」「羊蹄山の湧き水」と看板のあるパーキングを発見!!
雨や雪解け水が数十年濾過され、ミネラルをたっぷり含んだ湧き水。自然の恵みの味がする!
数は少ないものの食べ物も直販されていて、ランチ代わりにメンチカツと出来立てよせ豆腐(スプーンとお箸も忘れずにもらう)を首尾よくゲット。
車の中でちょびっといただいちゃう。
さくさくジューシーなメンチカツも美味しいし、このちょっぴりお塩を付けて頂くよせ豆腐・・・
間違いなく最高!!
羊蹄山がまったく見えずしょんぼりしていたトコに、思いがけず最高のブレイクタイム✨
あらためて、しゅっぱーーーつ!!
この旅の間ずっと、あちこちで道の両脇にコスモスみたいな形の黄色の花が見えるんだ。何の花かな?
☑ワイルドムスタングス🐎
この札幌から羊蹄山周りに入る途中、有名な温泉郷・定山渓があります。ワイルドムスタングスは、そのちょっと手前にあるウエスタン乗馬体験ができるランチ。今回あたしたちはココは省略したのだけど、札幌近郊には乗馬やふれあい牧場など、のびのび育ったキレイな動物たちを触れ合えるところがいくつかあります。
千葉に出向していた際、初めておおらかな気質のウエスタンホースに乗って九十九里浜を歩き、雄大な自然の中でリラックスして馬と触れ合う楽しさを知り、その後ブリティッシュ乗馬を習った時は逆に、緊張感漂うサラブレッド種の鼻息荒い感触に驚いたものです。
ウエスタン乗馬なら、初めての方でも楽しめておすすめだよ!
洞爺湖有珠山ジオパーク
サイロ展望台
道道66号からまたR230に戻り真狩村を通過、続いて97号に入り室蘭方面へと南下。最後は洞爺湖に向かって畑の中を東へ爆走し、11万年前の火山活動で生まれたカルデラ湖のパノラマを一望できるサイロ展望台に到着!
左の方に、これから目指す昭和新山もチラ見えしてるよ~✨
晴れてたらとても爽快な眺め!
サイロ展望台にある建物は、ほのぼの気分になる赤い屋根のサイロのかたち。ここにあるお土産コーナーは広くて品揃えもかなり充実。おすすめだよ!
恰好良過ぎる昭和新山
ひとっ走りしたら、最後の立ち寄り地昭和新山。
あたしはココ大好きなのよ。ストレートにカッコいい山だなって思うから✨
赤茶色のごつごつした山肌に、地球のマグマエネルギーを感じさせるような独特の隆起、それを彩る白い煙。
グラナダのアルカサバ もそうだけど、男性的なエネルギーを感じさせる景色に魅力を感じるのかも。
晴れてたら混雑必至の有珠山ロープウェイの乗り場は、この天気を反映してか閑散としている。往復1800円かぁ・・・景色が霧で見えなかったら意味ないもんなぁ。
頂上のリアルタイムモニターに昭和新山は映ってないし(違う方向を向いているらしい)、分かるのは頂上も霧が濃いってことだけ。
切符係のお兄さんに「昭和新山は見えそうですか?」と聞いたら、不愛想に「モニターに映っているので見て下さい」って・・・
映ってないから訊いたのにィ~。
うーん。。。でもせっかく来たんだもんね。ダメ元で行ってみよう!!
ぐんぐん上がるローブウェイ、眼下に少しずつ幻想的な山野と赤い昭和新山のパノラマが広がってゆく。
やっぱり感動だわ。
前に見た時もココからの景色が印象的だったんだ・・・。
何年か前に頂上駅に展望デッキテラスができて、頂上の居心地もよくなってるよ!
ココからさらに歩いて7分の火口原展望台は、霧雨もあって無理しないことにした😊
初めてのグランピングは室蘭で
緑に囲まれた白いドームテント
今日泊まるのは、とりわけ楽しみにしていた室蘭ゴルフクラブ併設の室蘭グランピング。
1日2組限定、それぞれ独立したドームテントで過ごすことができるの。今回は宿泊だけだけど、もちろんラウンド&宿泊のゴルフデートに最適なプランもあるんだよ。
緑深い山の中に現れたクラブハウスに車を付け、受付してカートに荷物を積み換えたら、スタッフと一緒に宿泊テントまで!
皆さん、ホテルスタッフのような落ち着いた物腰と、丁寧なホスピタリティで迎えてくれる✨
ゲストの主役感が自然と湧き起こるね。
すぐ横にはゴルフコース。青いイガ栗がいっぱい転がってる~✨
カモメが何羽か、こちらの様子を伺いつつ芝の上をウロウロ。海から飛んで来てるのかな?
👩「鹿もよく来ますよ!」
え~♡ 滞在中に逢えるかなぁ😍 ワクワク・・・
わぁ~~~♡♡♡
テントの中とは思えない!! ステキぃ!!
ドームテントが2つ繋がった雪だるまみたいな形をしていて、片方はリビングセット、片方はツインベッドを配置。空間が広く、テント内は3台のエアコンが稼働してる。
👩「朝はものすごく暑くなるので、エアコンはずっとつけておいて下さいね」
スタッフが戻ったあとも、二人してあちこち覗いてみる。インテリアだけでなく、飲み物やアメニティもお洒落なものが揃えられていて、期待がどんどん膨らみます!
ここのインテリア・コーディネーターさん、センスいいなぁ。
唯一の使いづらさは、お水がここに直に通っていないコトくらいかな・・・。
近くに建てられたおトイレやシャワー施設を、カートで周りながら確認。 歩く方が近くて速いけどね😄 小さなログハウスみたいなこの施設の中も、贅沢なアメニティがそつなく置いてあります!
ころころとカートを移動して、そのままクラブハウスへ。
夕方まではゴルフ場の✨大浴場も使えちゃう✨んだよね~。
もうプレーヤーの方々はいないから、クール&モダンな広~いお風呂を独り占め! パウダールームでバスローブのままゆっくりお手入れして、気分めっちゃ上がるぅ~♡
☕ ☕
お風呂上りはテントでしばらくゆったりと。
シェフが準備してくれたウェルカムスイーツの焼き菓子と、ネスプレッソのコーヒーで一服。
あっ、見てみて! 冷蔵庫にはシェフ特製のクレーム・ブリュレまで入ってるよ!
お腹空いたから
それも食べていい!?
もうちょっとでバーベキューだというのに、やっぱり勢いづいて食べちゃうトミー。いつものコトだけど😔
フレンチBBQ ”大地のグリエ”
スタート予定の15分くらい前から、スタッフの方がここに立ちっぱで待っているのが見えてしまった。で、ちょっと予定より早くテントから出てくるあたしたち(笑)
アヒージョはコンロに、ポットの中のコンソメスープはグリルにかけて温める仕様。スタッフはひとしきりお料理の紹介や調理法を説明してくれたあと、森の中の小道に消えて行きました。
お料理はすべて下ごしらえ済み。最後のちょっとした調理だけセルフになっているから、ラクチンだけど ”バーベキューやった” 感があって、なんだかとても心地よいのよね~✨
男性にとっては、逞しい腕やリーダーシップの見せ所がちゃんとあるワケ。たいして汗もかかずに😄
そして女性は「すごぉ~~い!!」「美味しそう~♥」と黄色い声で褒めちぎって美味しく胃袋に納めるべし(笑)
『星空の下のフレンチBBQ、大地のグリエ』
まさにその言葉通りの贅沢ディナー✨
刻々と変化していく自然を息吹をスパイスに、お料理もおおむね食べ終わり、お腹いっぱい。
ここで、最後の別腹デザートの調理に挑むトミー。
ちょっとモタモタしたけど、こんなに美味しそうなのができたよ~~~✨😍
さあ、デザートとカフェを頂いてディナー最後のひとときを・・・
照明や調理器具も大人っぽく素敵なデザインがチョイスされていて、自然の中でそれらに囲まれる喜びもひとしお。
実は、天気がかなり微妙で、直前に施設側の英断で野外BBQ決行となったんだけど、食事の間も少しずつ雲が減ってゆき、 晴れ男の名誉もなんとか回復😊
この日は十三夜、満月の少し前。木々と雲の合い間に覗く青い光がとても綺麗・・・。
木々の瑞々しい吐息と静けさが漂い、夜は一層ロマンティック。
ただいま~✨
なんか、この短時間ですっかりこの部屋に馴染んでる。
だって居心地いいんだもん。
開放的でちょっとワイルドだけど、根底に流れてるのはオーセンティック。
寝る前に入った離れのシャワールームも、コンパクトながらとてもいい。カップルで楽しむのに最適な仕様だったな~。思わず参考にサイズ測っちゃったよ、このベストサイズのシャワールームが何㎝で構成されてるのか!
👆手で大体計測できる
詳しくは行った人だけのお楽しみね♥
二人して持ってきた甚平でごろごろ。
ツインベッドを並べてくっつけたら、どれだけ寝相が悪くても、何回寝返りうっても、落ちることはなさそうです(笑)
室蘭グランピング、すっごくいいかも!!