- Sat, 4 Jan 2025 -
1 ワイキキからレンタカーで出発
2 青いオアフの東海岸
2.1 Spitting Caveはいずこ?
2.2 ハワイ・カイ・ルックアウト
2.3 ラナイ・ルックアウト
2.4 カイオナ・ビーチ・パーク
3 絶景のラニカイ・ピルボックス
3.1 カイルア・ビーチ駐車場
3.2 想像以上の難所
3.3 カイルア・ビーチでひと休み
4 サーフィンの聖地ノースショアを目指して
4.1 ハレイワ・タウン
4.2 感動の虹色シェイブ・アイス
4.3 ホノルルに向かう道
5 最終夜はHy’s Steak House
5.1 肉よりもデザート推し
5.2 ハレプナまで歩きながら
エピローグ
ワイキキからレンタカーで出発
ハイシーズンで玉🚙切れだったハワイ島とは違い、膨大な観光客に対応すべく玉数豊富なオアフ。お店を選ぶ余裕が残っていたので、評判の良さそうなVoyageレンタカーを押さえられた😊
ピックアップは7:30にワイキキ・ショッピング・プラザ。
でも受付のおねえさんてば、トミーが国際免許証を部屋に置いてきてしまったのに「OK、OK♪」って・・・
何がOKなのーーー!?
ひとまず屋上パーキングから無事に出発。あちこち一方通行があるんだけど、Google mapを駆使してなんとか免許証を取りにハレプナまで戻れたよ~💦
ロータリーに車を停め忘れ物を取りに行くことを告げると、ドアマンが「海に行きますか?」とビーチバッグとタオルを持たせてくれた。
戻って結果 all right!? Thank you😘!!
青いオアフの東海岸
まずはドライブのお約束、おやつと飲み物を調達。

セブン・イレブンに行ってみたら結構な品揃え😱 スパムむすび、お腹減ってたら食べてみたかった~💦
(昨晩のブッフェが響いてまだ食欲ないあたし…)
Spitting Caveはいずこ?
東へ走り、オアフ2日目に潜ったハナウマ湾のあるハワイ・カイへ。
ルート72から住宅街に向かって細道を南下しSpitting Caveを見ようと思ったんだけど、奥は行き止まりでアクセスがよく分からず・・・。

でも、この辺りは超がつく高級別荘地だそうで、家並みを見ながら走り抜けるだけでも気分爽快、きっもちいーい✨ 立ち寄ったかいは十二分にあった!
Spitting Cave
唾を吐くようにしぶきが飛ぶことから付いた名前がSpitting Cave。その名前からは想像しにくいけれども、知る人ぞ知るオアフ絶景のひとつ。Google mapの口コミでは、いちばん奥から細い道を下って岩場にアクセスするらしい。時間に余裕をもってチャレンジしてみたい!
ハワイ・カイ・ルックアウト
ルート72に戻り、ハワイ・カイを眼下に見渡すハワイ・カイ・ルックアウト Hawai’i Kai Lookout。

湾の向こうに見える黒いのがダイヤモンドヘッド。ワイキキはその向こう側かぁ! もうずいぶん遠い。。。
ハワイ・カイの平地部には住宅がびっしり。
Kaiは、ハワイ語で「海」。日本語の海と、音読みで通じてるのが不思議。
文字を持たなかったハワイアンは全てを口承で伝え、メレ(Mele、古くから伝わるハワイの歌)やフラ(Hula、踊り)でハワイアン・スピリットを引き継いできたのだそう。
シャカサインやハングル―スといったアロハポーズ(ハンドサイン)も、その文化のひとつだね😊

振り返れば、一度見たら忘れられない姿のコー・コー・クレーター Koko Crator。次回はこれに登ってやる!!
ラナイ・ルックアウト
更に走ると、東の海へ大きく開けたラナイ・ルックアウト Lānaʻi Lookout。
”ラナイ” は「テラス、ベランダ、バルコニー」の意味なんだって。

まさに・・・ 爽快なテラス!!

背後には別角度から見えるコーコー。
映える写真が撮れるアーチを目指すルートや、急勾配の廃線路を登るルートが人気らしいよ。
2つのルックアウトを堪能し、ハロナ潮吹き岩はスルーしてしまった。何せ今日は盛沢山でスケジュールがタイトなもんで・・・でもハロナ・ビーチ・コーブは見ておけばよかったかも!?
Halona Beach Cove
パイレーツ・オブ・カリビアンの撮影にも使われた美しい入り江。駐車場から眺めるだけでも楽しめ、砂浜に下りてウミガメや様々な生き物と一緒に泳ぐこともできちゃうんだって。次は絶対寄ってみよう♥
カイオナ・ビーチ・パーク
東端のマカプウを越え、ラニカイとの間にあるビーチのひとつがカイオナ・ビーチ・パーク Kaiona Beach Park。ローカルな狭い駐車場はまったく空きがなく、近くのちょっとしたスペースに停めて、トミーは念のため🚙番。あたしはビーチを見に走る!
駐車場付近には地元の人々がたむろして、ハワイアン・ソングを歌ったり、楽器をかき鳴らしたり、出店が食べ物を売っていたりととても賑やかな様子。

一方ビーチは対照的で、のどかで穏やか~な雰囲気。
星の数ほどビーチはあれど、それぞれに個性があって面白いもんだなぁ。

車を置いたあたりのお宅で、ふつーに飼われているっぽい孔雀たち。家禽よろしく餌つついてる(笑)
絶景のラニカイ・ピルボックス
さぁジャブはこれくらいにして、いよいよ午前中のハイライト、ラニカイ・ピルボックスを目指します!
とはいってもラニカイ・ビーチ駐車場は狭くてほぼ停められる可能性はなく、多くは住宅街に路駐になると聞いてたから、最初からお隣の(そしてピルボックスにもほどよい距離の)カイルア・ビーチ駐車場を狙ってるのだ。
結構大きな駐車場だけど、11時頃に着いた時点でほぼ満車。運よく一台出るのをめざとく見つけ、すかさず車を押し込む。
うっしゃラッキー!!
お水その他の必要なものだけ持って、おトイレ済ませて(たいてい紙ないからティッシュ必携)、いざ!

ピルボックスのトレイルヘッド(トレイルの出発点)までは、軽く坂を上り下りして約1㎞。坂のてっぺんにあるモニュメントの向こうに、ラニカイの双子島が見えてきた!
想像以上の難所
道行き、同じくピルボックスを目指していると思しき西洋人と次々に合流。皆、半袖・短パン・スニーカー&手に水ボトルひとつといった、超軽装でストイックないでたち。やる気満々じゃないの~。

ここがトレイルヘッド。往復1時間のコースなのに、手書きのWARNINGまである。

多数のレスキュー要請があるらしい。こわっ。
実際登り始めると、黄色いサラサラの乾燥して滑りやすい土質の坂が続き、中盤以降はこれと岩場の組み合わせが増えて、ところどころ難所になってるの。好天が続いていることもあって、余計サラサラなのかも?
スカート&スニーカーのデート気分でやってきて、登ったはいいが下りられずに彼氏の腕をつかんだまま固まってる女の子とか、お腹で足場が見えないのでは・・・とこちらがハラハラするような巨漢が派手にすっ転んでたりとか、そら事故にもなるよね・・・。
滑らない人の方が少ないんじゃないかってくらい、老若男女み~んな滑りまくり! でも地道に上がっていくと、素晴らしい景色が迎えてくれる。

おぉ~いいねぇ~✨
双子島 Mokulua Islets Seabird Sanctuary (モクルア・アイランズ海鳥保護区、カヤックで1時間らしい) があるラニカイを一望!
その左に続くのはカイルア・ビーチ👇 あんなとこから歩いて来たのか。。。

うひょー、落ちたら間違いなく大怪我っす💦
よくここまで無事に来たもんだ。

それにしても、薄曇りで助かった。カンカン照りだったら体力消耗もより激しかったハズ。。。
あづい・・・
汗だく・・・
あと少しーーー!!

ピルボックス到着!!
カラフルで可愛いの~💕 みんなバシバシ写真撮りまくり。
ピルボックスは昔の見張り台。島のあちこちに残っていて、どこもトレイルが人気だそう。
ところがなんと、ラニカイにはさらに上に2つ目のピルボックスがあるってココに来て初めて知り💦

やらいでか、とヒィハァしつつ再び上を目指す!

”天国の海” ラニカイ。
心ごとまるっと、青い海にダイブしちゃう。

そして天界から下界へ。
こんな格好ながら、躊躇する人々を追い抜き調子よくヒョイヒョイ下りてたのに、一瞬の油断で滑って尻もちついて、肘にいくつもの深い擦り傷作っちゃった。
無傷で下りて自慢したかったのに!
そのスニーカーだと滑るよね
僕のはマウンテンシューズだから
忘れ物・予習不足の常習王トミーに突っ込まれ、めっちゃ悔しいんだけど😢
杖つきながら恰幅のよいおばあちゃまが、何人もの家族に支えられながら一歩一歩、入り口付近の坂道を上って来る場面にも遭遇。海外の観光地あるあるだけど、『いや、無理せず止めた方がいいよ、ケガするよ・・・』と心で叫ぶ。
カイルア・ビーチでひと休み
トレイルヘッドからまた1㎞歩き、車を置いたカイルア・ビーチ駐車場へ。
ここからが本当のパラダイス・タイム~✨🌴🌺
と、ビーチシューズに履き替えようとスニーカー脱いだら・・・
げげっ!?

なんかつま先痛いな石入ってるのかな・・・とは思ってたけど、親指の腹が完全にズル剝け。
ここまで足に負荷のかかるトレイル(急坂で岩の出っ張りに体重かかける際、つま先をめっちゃ使う)だとはつゆ知らず、裸足におしゃれスニーカーのメタリックRUCOLINEなんぞで挑んだのが間違いだった💦
飲み水使って砂を丁寧に洗い流し、剥がれた皮を戻して大きな絆創膏をがっつりひと巻き。このまま1週間は外さずキープしよ。。。
転んだ時擦りむいた左腕も、洗ってから手持ちの創傷被覆材(キズパワーパッドみたいなの)を総動員してカバー。
さすがに海入るのは諦めて休んでよーかな💦
トミーにはひとりで遊んでもらって、木陰でのーんびり。寄ってくる鳩たちをスナックで餌付けしながら荷物番。

さっきピルボックスから眺めてた ”ラニカイ” は「天国」、”カイルア” は「2つの潮流」。
ものの名前って、実によくその本質を表してる。
あぁ、木陰で海風を感じながら思う。
なんか、生きてるってそれだけで素敵なことだなぁ。
サーフィンの聖地ノースショアを目指して
英気を養い、オアフ北岸の ハレイワ Haleʻiwa を目指してしゅっぱーつ! カイルア・ロードからH3ハイウェイへ。


すると天国の海から一転、出現したのは高く聳える緑深い山脈!

すごいすごい!!
なんて気持ちいいドライブ!
海に囲まれた常夏の島のイメージだったけど、こんなに高い山もあるんだ。。。
さらに進むと現れたのは、テツオ・ハラノ・トンネル。陸運局に52年勤め上げ、このトンネルの建設に深く関わった原野哲夫氏にちなんで付けられた名前だそう。1.5㎞も続く、近代的でスタイリッシュで見事なトンネルです!
ここでも日本人が大活躍・・・なんか嬉しいね✨

トミー先生の大胆な道間違い&荒い運転にドキドキしつつ H3➡H1➡ルート99 と駒を進め、カイルアから1時間ほど。
あっ、ノースショアの海が見えてきた!!

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