North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. SEASIDE

真夏の夢のリヴィエラ④チンクエ・テッレの1日

太陽の降り注ぐチンクエ・テッレ

コルニリアまでトレッキング

靴に履き替え、いよいよお隣りコルニリアを目指す。ちょうどホテルへの石段が、コルニリア方面へのトレッキングルート開始地点。もうこの石段通るの、今日3度目だけどね(笑)


まだお天気は雲が多くていまひとつ。ホテルは真ん中らへんかな? さっき一度脇道に間違って入っちゃったから、行ったり来たりでさらに階段数増えてしまった。もう村からかなり上がって来たね。息も上がってるけど……。


村の近くには断崖のカフェ。すごいところに建ってるな~。
関所はもちろんクリア。靴、履いてる! チンクエ・テッレ・カード(ないとトレッキングルートに入れない)も持ってるもんね!

しかし徐々に道は険しさを増す。さっき”サンダルは駄目”と強く拒否されたのも納得だわ。サンダルじゃ確かに怪我するね、これ。


はぁ……ふぅ……。

これ、まず第一の敗因はデニム穿いてきたことだな。階段上がるのに、膝に余計な負担が……ショートパンツ持って来ればよかった。
ぐんぐん上がる気温、風が少なく、晴れて直射日光の当たる道。こんな上りが数百メートル続いたりするのよ。途中、観念して石段に腰をおろし休憩する。水が命綱だな……。

これ、道を造った村人も凄いよねぇ。
実はそれまで他の国を旅した時にちょくちょく、イタリア人に騙されたり嫌な思いをしたことがあって、この旅が始まるまでは全然信用してなかったの。

でも、みんな本当に親切だし、こんな道や断崖の村を造るなんて、思っていたよりずっと辛抱強くて勤勉かも!(ふたたび失礼)

朝のスーツケース62番まで上げるのなんて、単なる小手調べみたいなものね……人の邪魔にならないように日傘をところどころでうまく使い、日光から緊急避難。
じゃないと熱中症になりそう。滝のような汗をかいて、クラクラしつつも歩き続ける。

たま~に日陰とか下り道を
見つけるとホッとする!


ようやく「←Corniglia」の看板を掲げたカフェを見つけ、1.5hrくらいって聞いてたけど今40分、結構早かったじゃんあたし……と喜び勇んでいたら、まだちょうど半分なんだって……
え゛ーっ半分!?

でもこの中間地点に立つ絶景カフェは風通しよく、まるで天然のクーラー。後ろで ”No cooler, no Euro!!(クーラーなくても涼しくてタダ)” って、汗だくの西欧人トレッカーが歓喜の叫びを上げている。


崖の上の集落が、目指すコルニリア。
こんなポエティックな村を目指すなんて、それだけで頑張れちゃう♡

凄いねぇ、この距離と同じだけの山道、暑い中ヴェルナッツァから歩いてきたんだもんねぇ。。。

スイカスムージー飲んで生き返った!

トレッキングルートからコルニリアに入るあたり


上り道の多かった前半に比べ、下り道の多かった後半戦は少しラク。途中、村人のアコーディオンが奏でるカンツォーネの音色をBGMに、なんとかコルニリアに到着~~~!

こじんまりとした村です
景色みるのが楽しみだったので
村の中はサッと流し……
鉄道駅まで377段の階段!
下りなら頑張れる気がする


コルニリアは駅から上ると階段が大変ってことで、最初からトレッキングルートから入ろうと思ってたんだけど、トレッキングも全然甘くなかったな。。。涼しい時期だとだいぶ違うんだろうけどね。

エクスプレス(鉄道)で、お隣のマナローラへ。

☑チンクエ・テッレ・カード(TRENO)
チンクエ・テッレ観光では必携の、エクスプレス(鉄道)のフリーパス、トレーノカード。各村でのバスサービス、ミュージアム入場、駅のトイレ使用、Wifi接続が含まれていて、海岸沿いのトレッキング・ルート(青い道)もこれがないと入れません。こちらのサイトから調べて事前購入も可能。
また、エクスプレスの時刻表もこちらから。ただし遅延は数十分単位で起きたりするので、来た列車が目的の村に停まるものかは確認しつつ利用しよう!

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