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  1. SEASIDE

真夏の夢のリヴィエラ①ニース到着

Fri, 5 Jul 2019
1 空港からトラムで
2 ニースの街へ
  2.1 なぜか懐かしい景色
  2.2 キャッスル・ヒルから
  2.3 旧市街散策
3 シャガール美術館
  3.1 15番バスはいずこ?
  3.2 愛の画家シャガール
4 第一夜はL’instant

     


真夜中発のルフトハンザで、2時間ほど前にひさびさのヨーロッパ着。
現在朝の7時、ここは経由地フランクフルト。

何がしあわせって、まずは飛行機の中で、久しぶりに何も考えずにただ眠ったこと。この1年、睡眠削って活動し続けてたからなぁ。。。


シェンゲン協定にもとづいて入国審査を済ませ、朝っぱらから一杯やってる。だって、いろんなビールの樹形図が解説入りでさりげな~く置いてあるんだもん……読んだらついついね!

空港内のカフェやレストランは、温かみのあるミッドセンチュリー。眺めながらシルキーで花の香りが広がるビール、トランジットの待ち時間も悪くないよねぇ。



さぁてぼちぼち……ニース行きに搭乗!


しばらく使わなそうな国のコインは
空港に持ち込んでチャリーン✨

空港からトラムで

1時間半後、降り立ったのはコート・ダジュール空港

さっそくバスに乗るつもりが、バス停が分からず……インフォメーションで聞いてみると、「そのホテルならトラムを乗り換えて行くのが便利だよ」と教えてくれた。

あれ? トラムって、ニース市街の観光スポット繋ぐLine1だけじゃないの?

なんと空港と市街を結ぶLine2が、昨年の秋から稼働を始めたばかりらしい!

海外サイトにもほとんど出ていない現在のトラム路線図


空港の目の前からLine2に乗り、リゾート地らしい沿岸の陽光の中を東へ走り抜けていく。乗り合わせた人たちは、シミも気にせずこんがり焼いた素肌に、ホルターネックの柄物リゾートドレス1枚やノースリーブにショートパンツ。

乗り換え駅のジャン=メドサンは地下にあり、スーツケースOKの大きなエスカーで地上に出て、Line1に乗って北へ。フランス国鉄(SNCF)のニース・ヴィル駅 Gare de Nice-Ville を過ぎたら、3つ目で下車。

74分間有効のSoloチケット1枚で、ホテル最寄りまで簡単にたどり着いちゃった!

バス・トラム共通チケット
トラムのプラットホーム(コインしか使えない券売機)や、バスの運転手から購入。乗ったらすぐに打刻。トラム乗場は分かりやすいけど、バス停の場所はかなり分かりづらいかも!

SOLO(1回券1.5€、74分間有効)
PASS(1日券5€)
MULTI(10回券10€、複数人数でも可)
AERO(空港行き98・99番、€6)

乗ったらすぐにチケット刻印を
時間内なら次の乗車に使えるので大切に

ニースの街へ

ちょうど整ったばかりの部屋に、お昼前にチェックインさせてもらえた。
予想以上の酷暑で、手持ち服の中でいちばん涼しいレーストップス&クロップトデニムにチェンジ。体感温度35-6℃の街に、さっそく繰り出してみる。

冷房対策ストールも外では一度も出番なし……先週はもっと暑かったんだって!

なぜか懐かしい景色

トラムは緩い坂道を南へ下ってゆく。両脇に並んだ家々はツートーンのパステルカラー。大きな店が増えてくると突如開けて、そこがマセナ広場 Place Massena 。ここでトラムを降り、灼熱の道路を日傘を差して海へと歩いていく。

マセナ広場のあたり
建物の向こうが海

海岸沿いの道路を渡ると、太陽が燦々と降り注ぐビーチに沿ってプロムナード・デ・ザングレPromenade des Anglais がずっと先まで伸びている。産業革命で富を成した英国人(Anglais)が、温暖なニースで過ごすようになり、彼らがここに散歩道を造ったことにこの名が由来しているんだって。

今は観光地としてにぎわうこの散歩道
当時はひなびた海岸だったらしい

あれ? これってどっかで見たような……あっ!!

多少色が違うけど、
地元・湘南なんか似てる……。


体に馴染む日常感を彷彿してしまうこの景色。時間とお金をかけて、はるばる南仏までやってきたのに!

そしてなんでこんなに暑いんだ……。
ニースって避暑地じゃなかったっけ??
(注:違います↑)

ヴァカンスに人気のニース
緯度が高いヨーロッパの人々にとって、ヴァカンスは”日光の注ぐ夏らしさを満喫できる場所”に行くもの! てっきり日本の”避暑地”的な位置づけで勘違いしてた💦

ニースは地中海性気候。1年を通して温暖で過ごしやすいってことだけど、この旅の間は、かろうじて過ごしやすいのは朝晩のみ。日が昇り始めるとあっという間に東京よりも蒸し暑くなりました。


とにかくこの灼熱地帯から逃れたい一心で、まずは海水浴場東端のホテル・スイス左横にある、キャッスル・ヒル行きエレベータ(仏語でAscenseur)を目指すことにする。

キャッスル・ヒルはもともと要塞だったところ。今は展望公園として一日中人が訪れており、石段を歩いて登れるほか、エレベータがある。

ところがこれがまた大変! 古くて動きが遅いし、2基のうち1基しか稼働してないし、小さくて1度に8名ほどしか運べない。風通しの悪い、蒸して先頭の見えない長~~~いトンネル通路の中で、みんな汗をかきかき辛抱強く待ってるのよ。

あまりに暑くて列も進まず、さっき瞬時に却下した「石段を登る」という選択肢が脳裏に再浮上。いやそれは絶対後悔するはず、と頭をぷるぷる振る。

西欧諸氏の羨望の眼差しを受けながら折りたたみ団扇で扇ぎまくり。

キャッスル・ヒルから

20分ほど耐え抜き(陽射しがない分外よりはマシ)、各国の観光客と一緒に箱にすし詰めになって、ようやくたどり着いたキャッスル・ヒル Castle Hill からの眺めは、より開放感に溢れて爽快!

わぉ、さっすが綺麗!!


湘南……
うーんと熱海江の島七里ヶ浜鎌倉逗子マリーナ葉山全部合わせればなんとか対抗できるかもしれない。


オレンジ色の屋根のところが、サレヤ市場や古い教会などがある旧市街 Vieille Ville エリア。

反対側には、紺碧に白い船体が華を添えるニース港 Nice Port。その整然とした美しさは、まるで巨大な庭園でも眺めているかのよう。

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