グリフィス天文台の過ごし方
チケットを無事に手に入れ、上映までしばしカフェテリアで休憩。
夕飯まで食べないはずが、ちゃっかりラップサンドなんぞ食べているトミー。あたしは冷たいフルーツが食べたい・・・とアイスを物色し、なんとかマンゴーパルフェを見つけ出した。

ところがこの ”Chamoy” って、とうがらし系のソースのことでね💦
謎過ぎる味に、なぜこのアイスがたくさん売れ残っていたのか分かる気がした。
でもだんだんと美味しく感じられるように・・・脱水と空腹はなんでも美味しくする魔法なんだな。
そしてついに🌠プラネタリウム!!

とっても涼しい場内。
座り心地のよいリクライニングチェア。
ランタンの神秘的な光と共に現れたナビゲーターのおねえさんが、暗がりの中で優しく語りかける。
数分後には寝息を立て始めたあたしを、ワンちゃんが肘鉄で起こしてくれました(笑)
人生を変えるにはちょっと物足りなかったよ、サミュエル・オースティン。ふつうに素敵なプラネタリムを観た後は夕暮れ待ち。

芝生に寝転ぶなんて、どれくらいぶりだろう。気温も下がってひんやりしてきたなぁ。長袖羽織ろっと。

いよいよ日没の30分前、ゴールデン・タイムの始まり!

この時間になると、さらに車が増えてカップルも多くなるみたい。

丸屋根の周りにも、シャッターチャンスを狙う人々が続々と。

そろそろ夜景が始まるよ!

一面に広がる宝石箱、ロスの夜景。
ありがとうグリフィス・パーク。ぜーんぶ素敵な一日だったよぉ!!
気楽なタイ料理 Pa Ord Noodle
天文台のWi-Fiがうまくつながらずだいぶ苦戦したけど、なんとかお店の検索とUberの手配をクリアし、旅の打ち上げはうまうまタイ料理屋 Pa Ord Noodle。
トミーはトム・ヤム・ヌードル、あたしはさっぱりめのシーフードとクリアスープのヌードルを作ってもらった♡

飲んだのは独特な甘みでライチに似た食感の竜眼(ロンガン)ジュース。シェアしたパッタイもうまうま~😍💕

ココは長年続いているお店だそうで、安くて旨くて、スタッフみんなとっても親切でフレンドリー。同じアジアにルーツを持つ人々がこうして異国の大都市で愛されているのを見ると、なんだか心がくすぐったくなる思いがした。
心地よい疲れを癒すたっぷりのアミノ酸が、体のすみずみまで行き渡る。
美味しかったよ! ご馳走さまでした♡
すべて満たされるロスのアパート
翌早朝。
タイ料理屋から歩いて帰る途中、ご当地スーパーTargetで買ったドーナツとギリシャヨーグルトで朝ごはん。

こんなちょっとしたものが美味しく感じられるのは、このアパートのおかげかな。
本当に、こんなにリラックスして居心地よく暮らせるお部屋があるなんて・・・ふたり揃って驚いた!

スタッフさんが予定時刻に現れなかったり、前に使っていたゲストが鍵のひとつをなくしていたり、ちょこちょこ問題は発生していたけれど、オーナーさんと思しき女性がすぐに気持ち良い対応をしてくれて、なんのストレスにもならずに過ごせたんだよね。
メッセージの文面からは、このお部屋で快適にロサンゼルス・ライフを楽しんでて欲しい!という気持ちが伝わって来て、そのやりとりすら素敵な想い出になっている。

洗剤とソフナーも自由に使える洗濯機&乾燥機、IHキッチン&豊富なキッチンツール、カプセルコーヒーメーカーなどの設備から、美しい色の食器とカトラリーに至るまで細やかな心配りが行き届いていて、
バス&ベッドのリネン類は、この日は穏やかな木陰のようなグリーンで統一され、ふかふかで肌触りも最高。
使えばすぐ分かる上質さのバス・アメニティからは、オーナーさんの豊かな経験とセンスの良さが伝わってくるのです😍

ロスにまた来た時は絶対ココに泊まろうね!! と、最後の夜もゆっくりバスタブに浸かり、広いベッドで気持ちよく眠ったの。
これから二人でつくり上げていくライフスタイルの、イメージモデルになったのもまた事実。過ぎたるは猶及ばざる・・・の諺どおり、丁度よく ”足る” ことの心地よさ。こんな暮らしができたら、間違いなく毎日が豊かになると思うんだ!
記憶に焼き付いた西部アメリカ
そう、思い返せば今年に入ってからというもの・・・
ロサンゼルスの高級住宅地で大規模な山火事があったり、7/4(独立記念日!)の落雷による山火事でグランド・キャニオンの宿泊施設やビジターセンターが焼け落ちてしまったりと、随分と心配なニュースが飛び込んできていたよね。

グランド・キャニオンのドラゴン・ブラボー火災 Dragon Bravo Fire の方は、この旅の間も広大な土地を燃やし続け、9月末にようやく鎮火に至ったのだそう。自然林だけでなく、宿泊施設として長く機能していたHistoric Lodgeも含め、貴重な建物や施設が焼け落ちてしまった。
山火事のみならず、ハリケーン、干ばつ、洪水・・・と、災害大国・日本に負けず劣らず、様々な自然災害が起こり得るアメリカ。国土が広くて地域ごとに気候も大きく異なるせいか、日本よりも大規模な被害が起こりやすいようにも見える。
それは一方で、ダイナミックな自然の恩恵も、体験できるってことでもあるんだろう。

アメリカは自然が魅力なんだね!
ずっと住んでいたのに
今回旅して初めて気付いた
いつでも行けるからこそ、あえて行ったことがない場所って、日本にもまだまだあったりするよね。
だから、行くか行かないか迷ったら行く。
行けるうちに行く。
いつ行けなくなるかは、誰にもわからないんだから。
カードに出ていた天災
はじめはグランドキャニオンを含むグランド・サークル+セドナのドライブ旅行を考えていた、今回のアメリカ行き。無理を承知で企画して本当に大丈夫なのか? どうしても不安がぬぐえず、年明けにタロットで占ってみたのです。
その結果はまず『アメリカ本土よりはそれ以外を』。でもアメリカ行きは諦めきれず深堀りすると、『ロス単独』もしくは『ベガス近くの国立公園とロスの組み合わせ』ならOKと出た。
大アルカナ22枚からはあまり細かい事情は読み取れないので、どういう理由からそのカードが出たのかよく分からないまま、無理がかからず満足度も高そうな今回のラスベガス近くの国立公園&ロスの組み合わせで手配を進めました。でもその直後にまずロスで大規模な山火事が発生して、本当に大丈夫か?と…。
今振り返ると、なるほどと合点のいくカード配置。7月に起きたグランドキャニオンの山火事は、旅真っ只中の8月半ばは特に厳しい状況だったようで、はじめの企画のまま突入していたらと思うとゾッとしました。一方火災から半年以上経っていたロスは、訪れたエリアでは特に影響は出ていなかったように見えました。
天災のみならず、トランプ・ショックにも大揺れに揺れているアメリカ。貴重な施設や自然林がどこまで復旧できるのか未知数ですが、いつかまた・・・残した西部地区を訪れたいと思います。
大自然シリーズPick Up♥
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