- Wed, 9 Aug 2017 -
1 ボートで小レンソイスへ
1.1 足跡のない黄色い砂丘
1.2 マンダカルー漁村
2 絶景の大レンソイス
2.1 船と4WDを乗り継いで
2.2 白と青の世界
2.3 ラゴーア・ペイシェを目指して
2.4 夕景のレンソイス
ボートで小レンソイスへ
バヘイリーニャス Barreirinhas のホテル・ムリチから、昨晩のレストランわきのプレギッサス川ボート乗り場へ。観光3日目は雲ひとつない真っ青な空。胸の高鳴る一日が始まる!
つい最近”屋根”がついたというスピードボート。これ、なかった時は小一時間、太陽から逃げ場なしの移動だったらしい……。
ブリチー椰子やアサイーの木を両手に眺めながら、びゅんびゅん風を切って暑さを飛ばし、まずは保護区の小レンソイスへ。
河口付近で小レンソイス側に上陸すると、小さな猿が総出でお出迎え。30㎝の距離まで近づいて、エサ欲しがってぴょんぴょんジャンプ!
足跡のない黄色い砂丘
ひとしきり猿と戯れてから、まだ誰も足跡をつけていない砂丘へ。
朝日にイエローベージュの風紋が浮かび上がる。
レンソイスの砂丘は、石英の粒が河口まで運ばれ、同じ重さの結晶が集まって堆積したもの。小レンソイスは白い石英の粒と、同じくらいの質量の砂の粒とが入り混じっているから、こうして黄色みがあるんだって。
輝く砂丘の向こうには、風力発電の風車が並んでいます。今年から稼働したばかり! 少しでも停電が減るといいよね。
マンダカルー漁村
そのまま対岸河口近くの漁村マンダカルー Mandacaruへ。船着場から小さな村の中を通り抜け、のほほーんとした顔のロバに御挨拶。
176段のしましま灯台をてっぺんまで上ると……
わーお。
海辺育ちで見慣れてるあたしでも、
これにはため息が漏れちゃう。
気っ持ちいいーぃ。
向こうには輝く小レンソイス。
風が心地よく頬を撫でていく。
通り沿いにはアイス屋さんや、屋台みたいなお店。民芸細工のお店で、モダンな色彩のアサイーのランチョンマットを購入。
まだ半日だというのにたくさんの絶景を目の当たりにして、感動を胸に一旦バヘイリーニャスへ。
このあとはいよいよ……
大レンソイス Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses !!