いつの間にやら夜中の3時。出来たものも、悪くない。
こういうの、フローっていうんだって。
このレベルをゾーンって呼ぶ人もいるみたい。
まぁどっちでもいいや。
とにかく、集中に入って凄くいいパフォーマンスが生まれたってこと。
手術だとね、
なんだろ決まった手順があるせいかな?
手洗ってガウン着て手袋着けて「お願いしまーす!」
そのせいか、自動的にフローに入れるんだけど、
絵でも文章でも、
何らかのcreationにおいては、そうはいかないんだよね。
なんか、”入れるタイミング”ってある。
夜。特にみんな寝静まったころ。
カフェやソファやベッドみたいに、
一定の距離に人がいなくて、ひとり空間が確保できるところ。
入る前に、あ、今かなココかな、って
なんとなく予感する。
タイミングをうまくつかまえて走り始めると、
何時間でもまっしぐら。
終わっても、脳が興奮していてしばらく寝付けない。
それだけ普段と違うスピードで、突っ走ったってことだね。
想像の翼は、夜に開くもの。
肚の底のブラックな部分だとか、
渦巻いて吐き出さずにいられない想いとか、
現実離れした想像の世界とか、
研ぎ澄まされた器に突如現れるひらめきとか、
そんなものが増幅しやすい。
大きく膨らんだそういうものから、アウトプットは起きる。
溢れる出力を夢中で生かそうとする瞬間、ZONEに入る。
護られる、後押しされる。
平和ボケの脳味噌じゃ、
けしてそこに立ち入れないんだなって思う。