- Wed, 1 Jan 2025 -
1 ”神々の通り道” ケアラケクア湾へ
1.1 早朝のホノコハウ港
1.2 Dolphins and Whales!!
1.3 キャプテン・クックでシュノーケリング
2 ご当地コナ・ブリュワリー
2.1 人気のTシャツみやげ
3 のんびりハワイ島の年明け
3.1 観光地も正月休み
3.2 プールでお昼寝
4 ハワイのナンバープレート
クッキーをかじりながら水着に服をON。7:30、まだ静かなKoi Houseを出る。
昨晩遅くに帰ったもんだから、残っていたのは入れづらく出しにくい駐車区画。この区画は、すぐ左の急傾斜をぐいっと上がって道路に出なくちゃならないんだけど、レンタカーでパワーがなく、いくらアクセル踏んでもタイヤがきゅるきゅる滑っちゃう・・・
あたしも後ろからクルマ押してみたけど、下手したら後退して後ろのKoi Houseまで破壊しそう
けたたましいスリップ音を聞きつけ、オーナーさんも飛び出てくる始末。コツを教えてもらって、なんとかかんとか道路へ。
コレ、怖過ぎるぅぅ~。今回オフロードもないし、4WD要らんだろって思ってたけど、ちょっとだけ後悔💦
”神々の通り道” ケアラケクア湾へ
早朝のホノコハウ港
朝っぱらから肝を冷やして出発し、15分ほど走ったところのホノコハウ・ハーバーへ。
ここの赤い屋根の公衆トイレがシュノーケリング・ツアーの集合場所なの!

集合時間の15分も前に到着~~~✨

・・・したのに、なかなかガイドさんとランデヴ―できなくってね~。
同じツアーに申し込んだと思しき中国人の一家があとから到着し、世間話で時間つぶししていると集合時刻をだいぶ過ぎた頃、いかにもサーファーっぽい日焼けにタトゥーを入れた青年たちが車で現れる。
迷子になっている他の参加者を車で迎えにいって、ようやく頭数揃って乗船開始!
Dolphins and Whales!!
びゅんびゅん風を切って港から太平洋へ。
んーキラキラ水面の反射が気持ちいい!
船酔いしやすいトミー、案外大丈夫そう😊

しばらく行くと、すぐにイルカ🐬ちゃんたちに遭遇~!!!
続いて外洋側に繰り出し、スピードを下げて海面でゆらゆらと待機。何かと思えば・・・

今度はクジラ🐋が潮吹いた!!
たまにしか上がって来ないから写真撮るの難しかったけど、ちょこっと撮れた✨
何艘かのボートがエンジン停めて待機して、ウォッチングしてたよ~。

さぁ、イルカとクジラに見送られながら、”神々の通り道” ケアラケクア湾までぶっちぎり!!

シュノーケルポイントから南側を振り返って見ると、薄曇りからの日を浴びて、あるがままにそびえる地層。
まさに大自然に囲まれた、Big Island!!
キャプテン・クックでシュノーケリング
測量や航海術などの能力を評価され、一介の水兵からグレート・ブリテンの船長まで上り詰めたジェームズ・クック James Cookは、3度の大航海で太平洋をあちこち探検して周っている。
3回目の航海でハワイ島を発見したクックは、翌1779年にここケアラケクア湾 Kealakekua Bay で現地人と衝突し、槍で刺されて50歳で命を落としてしまう。
およそ100年後、クックが倒された付近を ”キャプテン・クックを追悼する記念碑を維持する目的” という条件付きで、ハワイ王国からイギリスへたった1ドルで譲渡された(西洋人の支配力が強かったからね)。
つまりこのオベリスク(記念碑)は、イギリス領土ってこと😱

記念碑までは陸からもアクセスできるんだけど、草をかき分けて岩場を歩く炎天下のトレッキング・・・しかも帰りが上りで片道1~2時間かかるんだって!! 当然、具合が悪くなったり、ケガする人も多い厳しい道のりらしい。
だからラクチンなスピードボートツアーがメジャーなんだ。。。

うわー青と緑が鮮やか~!!
ここがケアラケクア・ベイ州立歴史公園(海洋生物保護区)。水面下には綺麗なオサカナたちがうようよいるの!!
第1弾は二人一緒に体慣らし。
マスクやフィンの使い方を復習しながら、色とりどりのオサカナを眺めて水面をゆらゆら。
さまざまなチョウチョウウオや、
ハギの仲間が、サンゴや岩のくぼみにうじゃうじゃいるー!
行ったり来たりしながら、30-40分遊んだらひと休み。
初シュノーケル&ウェットスーツなしで挑んだトミーはそれなりにしんどかったようで、この後は船上に準備されているサンドイッチやフルーツ、スナック・・・軽食ランチにいそしんでおりました😊

お次はひとりで、思う存分水辺の探検。
岸辺近くの浅瀬はカラフルな生き物たちをすぐ近くで眺められて、
ボート周りは水深のあるブルー・ウォーター。底まで距離があるから、全て青く遠く見える。
なんか、ひっさびさの景色に感動だな~✨

景色もキレイでオサカナいっぱい、楽しかった~✨
岩場や深度の変化も手伝って、ウワサ通り魅力的なポイントだね。
ふ~ボートに上がると一気に感じる地球の重力💦
泳いだ後の疲れを実感するこの瞬間。
🐠シュノーケルの準備
トミーは初、一時スキューバダイビングをしていたあたしは20年以上ぶり・・・のシュノーケリング! しかもケアラケクア湾はビーチ・エントリー(浜辺から徐々に深いところへ)ではなく、ボート・エントリー(いきなり水深あるところにザブンと入る)して個々で泳ぐ、という初心者や泳ぎ苦手は人には難易度高めなポイント。
シュノーケルマスクって安全に楽しむためには慣れとデバイスの理解が必要なんだけど、今回は事前に水に浸かっての練習はするヒマなし。リビングで自前のマスクとフィンの着け方・使い方だけ予習し、それぞれ買ったウェットスーツ(防寒&浮力目的)とともに持参しました。簡易浮き具のシュノーケリングジャケットは現地で借り、あたしはその下にウェットスーツのジャケットも重ねてます。
ハワイでも冬の水温は20度近くまで下がっており、透明度が高くシュノーケル向きの午前はまだ冷たく、小一時間水に浸かっているとかなり体温を奪われます。体は固まって動かず、リラックスした呼吸が出来ずに浮力も下がるし、水から上がってからもガタブル。寒さに強い(鉄分摂取量が高い)欧米人に比して、燃費がいい=熱産生量の低い日本人は、ウェットスーツレンタル等がおすすめだよ!

帰りはハワイ島の地層が波に洗われてできた、洞窟のようなポイントを見ながら移動。溶岩が層になってる!

ハワイ島の西海岸を眺めつつ港まで。
心地よい疲れと海風に包まれて、なんかとってもリラックス。
ご当地コナ・ブリュワリー
朝涼しかった元旦も、雲は徐々に消え気温がどんどん上がりついに29度に。
ここはガイドのシンさんから聞いた、
コナ・ブリュワリー Kona Brewing Co.で一杯やるっきゃないっしょ!!

レストランはちょうどお昼時、店の外にも待っている人がいっぱい。
しばらくおみやげを物色して時間潰し。赤いテントで覆われた一番奥の席にようやく案内された。

とりあえず、コナ・ビールでかんぱ~~~い!!!
だいぶ時間はかかったけど、ようやく届いたソーセージに黒オリーブのトマトソースピッツァ ”THE CAPTAIN” と、ハワイ島最南端の町ナアレフの名を冠した ”NAALEFU NACHOS”。
なんか、キャプテン・クックで泳いだ日にスーパーぴったりなチョイスじゃない!?😍

写真がテントの赤一色になってしまった。お肉とトルティーヤ・チップスに、たっぷりとろけるチーズとトマト・サルサのかかったアメリカ定番の ”ナチョ” はこんな感じだよ↓

いや~・・・まさにアメィリカァ~ン★
ハイカロリー・高脂質で野菜すくなっっ。
ヘヴィで食べきれず少し残してしまった。食べ物を残さないことを信条としているあたしたちとしては無念・・・
人気のTシャツみやげ
レストランの待ち時間に、キヨスクみたいな一角でオリジナルTシャツもじっくりチェック!
ブリュワリーのロゴにも使われるゲッコー(ヤモリ)デザインのとか、他にも気に入ったものがいくつかあったんだけど背中側に絵が入るものが多くて、最終的に選んだのがコチラ。

2人とも同じデザインが気に入って、結局サイズちがいで買ってしまった💦 意図せずペアT😄
のんびりハワイ島の年明け
観光地も正月休み
今日は、午後からフリーののんびりスケジュール。19号線から11号線へと続くベルトロードを南に走って、行きたいところは2つあったのね。

キャプテン・クック方面のPainted Churchは、昨日からずっと📞が繋がらず、どうもクローズしてるらしい。
神父様が、自分で壁や天井に宗教画を描いた素敵な教会なの! 次来た時は絶対に見るぅ~~~。
で、コーヒー農園グリーンウェル・ファーム Greenwell Farm は近いから直接行ってみたんだけど、やっぱりクローズ!
みーんな正月休みかー😢
通常、米国は元旦のみ休みって聞いてたから、開いてるのをうっすら期待してたんだけどな。公式サイト見ても何も告知されてないから、事前に分かんないんだよねー。

ほどよい疲れにお腹も満たされ、睡魔が二人を襲う。
農園入口のパーキングに車を停め、エアコンかけながら午睡を貪るひととき。
あ~天国~・・・ムニャムニャ・・・
プールでお昼寝
少し眠気がとれたところで、Koi Houseにただいま~。早い時間だからまだ他のゲストは戻ってきておらず、出入りしやすい駐車区画にストレート・イン。もう今日は、ここからクルマ動かさないから!!
なんかよい感じのうす曇り。カンカン照りだったらシュノーケルもきつかったと思うんだよね~。プールで泳いで、うとうとして、昼寝の続き。

一時間くらいしたところで、パラパラとにわか雨が降り始めて、お部屋に移動。
でもハワイ島の3日間、観光中はずっとお天気よかったな~。
Koi Houseの滞在も今夜が最後、クローゼットに広げまくった荷物をパッキング。
Big Island Candiesのクーラーバッグに入ってる大きなアイスパックも流石に融けきってて、明日の出発に向けて共用冷凍庫で固めておかなくっちゃ!
そして、元旦の夕飯もビスケットをかじって済ます二人。
ハワイのナンバープレート
そういえば、カラフルで綺麗なハワイのナンバープレートが面白くって、駐車場に停めるたびにウォッチしてたんだ!

左上 ①白地に虹 がスタンダードで、他に3種類の特別プレート(有料)があるの。
左下 ②ハレアカラ国立公園のネネ(鳥)
右上 ③ポリネシア船
右下 ④ハワイ島国立公園の火山
2024年5月からはこれに ⑤Shakaが加わったらしい。見かけなかったけど・・・。
雁の仲間である野生のネネは、ネズミ退治を目的に島に放されたマングースによって絶滅に追い込まれてしまったの。飼育されていた少数のネネから繁殖させ、今は逆に増えすぎて問題になっている島もあるとか。
島国における外来種の影響って、思いもよらないところに波及するし、保護そのものにもまた難しい問題をはらんでいるんだなって。だからこそハワイの人たちは、自然や他の生き物にも共感性が高く、共生を意識したライフスタイルを守ってるんだろうなぁ。
単なるナンバープレートのデザインではあるけど、そこからアロハスピリットの本質が垣間見える気がするね😉
👌アロハポーズ🌴
ハワイの象徴的なハンドサイン「アロハポーズ」。写真撮影でよく観光客もポーズとっているよね。
親指と小指を立て、他の指は握った手の甲側を相手に見せる形(↑)が「シャカサイン」。アロハ・スピリットを象徴し、ありがとう、元気でね、頑張ろう、などの意味で使われています。
「ハングルース」は、同じ手の形を手のひら側を相手に向けて示します。こんにちはやまたね等の挨拶として、ありがとう、感情の盛り上がりを伝えるサインとして、特にサーファー界隈で使われることが多いそう。
もともとハワイが眼中になかったあたしは、この旅ではじめて詳しく知りましたが・・・共通の愛・平和・友情・共感などを象徴して使われるアロハポーズは、どちらも奥深い意味が詰まってるんだなーって。次のハワイ旅では、もっと自然に使いこなせるかな?