- Thu, 9 Jul 2015 -
1 学問の都、オックスフォード
1.1 名門クライスト・チャーチ
1.2 2つの雰囲気ニュー・カレッジ
1.3 美しきモードリン
1.4 パブ Turf Tavern
2 ロンドンの午後
2.1 Alfies Antiques
2.2 反動のジャンクフード
2.3 暮れゆくハイド・パークで
毎朝煙を立て、必要部分以外も異常な熱を放ってたヘアアイロン。今日はオックスフォードだし! とちょっと気合い入れて使ってたら、ついに手持ち部分が融け出して、慌ててスイッチオフ!
専用の変圧器使って、設定温度も低くしてるんだけどなー。誰か教えて、あたし機械苦手なんだからさ。
そう、英国再々訪の目的のひとつは ”夢見る尖塔都市” オックスフォード Oxford。
パディントンからGreat Westernに揺られ、直通もしくはReading駅で乗り換え一時間。幾多の天才を輩出してきた学問都市の空気を、全身で感じてみたかったんだ!
学問の都、オックスフォード
ここでは学部・学科に当たるDivisionとDepartmentと、39もある各Collegeが連携して教育の場が設けられている。全体としてオックスフォード大学なんだね。
名門クライスト・チャーチ
とにもかくにも、最初に観たいのが多くの著名人を輩出する最大のカレッジ、クライストチャーチ Christ Church。オックスフォード最大のこの大学は、ヘンリー8世によって設立されている。
メモリアル・ガーデンを抜け、列に並ぶことしばし……見上げれば美しい天井の模様。
ようやく順番がまわって来て、重厚かつファンタジックな数々の肖像画に囲まれたダイニング、Great Hall へ!
天井の高さ、オーセンティックな歴史を刻んだ色彩。 こんなところで普段は学生が食事をとってるのね……。
ハリー・ポッターの世界観に繋がる懐深い学び舎を、ホントはもっとゆっくり見たい! けどここは、歩き続けないとうしろが詰まるから注意されちゃうの。
そして続くCathedralがまた素晴らしい。
由緒正しき、素晴らしきかな品格ある佇まい……
カレッジの中に何故こんなすごいものが?と思うけど、起源はむしろ逆。もともとは修道院がこの街の始まりなのだそうだ。
昔は学者=伝道士だったりしたんだよね。大学内カテドラルは、イギリス国教会主教管区のココだけらしい。
時の色を含んだ木材の色が心にも穏やかに響いてくる。
いろんなお土産に使われているマークはオックスフォード大学の紋章! さっき天井にあったのも同じだね。
お土産は学び舎らしく、ミニブック”Words on Courage“と封蝋のセットにしたよ。
カレッジ入口のおじ様もショップのおじ様も、道を聞いたおじ様(途中まで案内してくれた!)もみな親切で、お礼を言うとYou’re welcome!……と素晴らしい笑顔に品のよい話し方。
英国紳士ってこういう方々をいうのね~ 。
聖メアリー教会のわきを抜け、ニュー・カレッジに歩を進める。
ラドクリフカメラの近くでは、一部工事中にも関わらず、道に道具を広げ写生をする人がたくさん!
ここは英国有数の規模を誇るボドリアン図書館に繋がる円天井の図書館で、医師ジョン・ラドクリフによって計画されたもの。 「カメラ」はもともと円形ドームの建物を指す言葉なんだって。
尖塔群の中にあって、丸くキュートで小柄な美しいこの建物は、みんなに愛されてるんだろうな。
いい感じのアーチを見つけ撮ってもらった♪
ハートフォードカレッジとニューカレッジを結ぶ、ため息橋っていうんだって(本家はベネチアね)。
2つの雰囲気ニュー・カレッジ
ニュー・カレッジ New College では優しい女性的なステンドグラスが。ちょっぴりメランコリックな色調と表情。
建物や回廊の、明るくどこか若々しく男性的な雰囲気とは、またまったく異なる一面を併せ持っている感じだね。
美しきモードリン
でも一番気に入ったのはモードリン・カレッジ Magdalen College。回廊が超絶美しい……けれど、お花やゲートもすべてが品よくお洒落なの!
構内入る前から美しい色の建物だなぁとは思っていたけど。。。こんなトコで学べるなんて、なんて贅沢なのかしら。美しいものを見ながら生活すると、知性も感性も磨かれるからね。
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