あとはフエまで、2時間近くノンストップ一直線。お腹いっぱい&丁寧な運転にも安心して、後部座席でふたりして完落ち😪.。o○ イミ違う(笑)
目が覚めたのは、フエ Huế 近くまで来てからだった。
たくさんの赤い国旗が、明日の元旦に向けて道沿いにひらめいている。Happyはフエに住んでいて、今日は朝早くフエからホイアンまで迎えに来てくれて、今日はこのあと家に帰るんだって。
👨「うちは毎朝、家族そろってブン・ボー・フエさ」
そう! フエ名物の牛肉煮込みのせ米麺、ブン・ボー・フエも食べてみたいんだよなぁ😋
10時に出発して、16時頃ホテル着。
長い時間ありがとう!! Happyのおかげで、とっても楽しく充実したTAXIツアーだったよ!
🏢古都フエのなりたち
チャンパ王国の地名として漢文資料に現れる ”烏里” は、もともとはチャム族が住んでいた土地だった。1306年、陳朝大越との協定でチャンパ王国北端のウリク地方(烏里州)は大越に割譲され、キン族(=ベト族、ベトナムの主要民族)に置き換わっていった。烏州・里州はのちに順州・化州(Huế châu, Hóa châu)と改称、この化州の発音が現在のフエ(順化)の名の由来になっている。
16世紀から始まる南北抗争時代、フエは広南阮氏の本拠地となり、1636年に富春(フースアン)城が完成。富春はアジア一帯を繋ぐ南シナ海貿易の中心地として栄えた。
南北朝時代を経て、19世紀初頭に富春を制したベトナム最後の王朝・阮朝の初代ザーロン帝がフエ(順化)を都に定め、第4代トゥドック帝時代にはフエの王宮や帝廟が整備された。
Vietnam①の一番下に王朝のまとめもあるよ♥
ザ・スカーレット・ブティック・ホテル
フエ1泊目は、ザ・スカーレット・ブティック・ホテル The Scarlet Boutique Hotel。大きな通りのすぐ裏にあって、便利だけれど喧噪からは少し離れてる、快適なロケーション!
建物や調度品はかなり年季が入っているんだけど、王都に相応しい雰囲気を醸してる♡😍
わー、たっぷりのウェルカムフルーツ!!
さっそくドラゴンフルーツを剥いて頬張ってたら、「お腹、減ってるの・・・?」とダーリンは呆れ顔。
そして、ここでも準備されていたのはビーチサンダル! この旅を終えたら処分するつもりで持ってきた、お気に入りウェッジソールと色かぶり😆
このサンダル、あちこちの旅で活躍してくれたけど、今日が最後の出番かもなぁ。
ニュー・イヤーに沸く古都フエ
ウェッジソール履いて、ぼちぼち日も暮れた大晦日のフエの街へ。
「古都」って枕詞ついてるのに、市街地はネオンぴかぴかでビックリした! ベトナムのお店は看板や装飾がとってもカラフルだよ。
まだ宵の口から、お店は人が入り始めてる。なんかね、人気の歌手が街の中央の特設ステージでカウントダウンLIVEするから、それ狙いで繰り出してる人が多いんだって。 👈Happy情報
あと何時間かで、2024年!!
はじめて海外で迎える年越しだ~✨
喧噪から少し外れて、フォーン川(香川)Perfume River 沿いをお散歩。
浮かび上がるのは、水上に咲くあでやかな蓮の花と、フ―スアン橋 Cầu Phú Xuân。色が常に移り変わって、夜空に架かる虹のよう・・・。
まだまだカウントダウンまで長いし、ちょうど旅も半ば・・・レセプションのお姉さんおすすめの Cam On Spa へ。
あれ? もうドア閉めてる??
👳「ハーイ、二人一緒に全身? ウン、大丈夫よ」
ネイルをしたチーフらしき若い短髪のお兄ちゃんが、スケジュールを確認して入れてくれた! そのあとすぐ入口はclose😆ラッキー!!
とりあえずお茶を頂き足湯しながら、豊富なメニューとにらめっこ。でもいろいろあり過ぎて、全然決められな~い💦
👳「迷ってるなら、これがおトクでオススメよ♡」
105分全身コース、2人で130万VND≒8000円。
ウン、これでお願い!!
2時間後。
眠りこけてつま先から頭皮までほぐしてもらい、目覚めた時は二人しておねむ状態。ポカポカほわぁ~ん。
言葉はあまり通じないんだけど、丁寧に施術してくれたお姉さん。服の上から優しくネックレスまで留めてくれて、至れり尽くせりの優雅なスパ体験なのだった。
気付けばあたしたちが今年最後の客。仕事を終えたスタッフはそわそわ帰り支度を始めている。チーフのお兄ちゃんが私服のブルゾンを羽織り、出口まで見送りに来てくれた。
「Thank you very much,
Happy New Year!」
👳「Happy New Year~!」
そして再び、大賑わいの通りに。
ニューイヤーライヴ、めっちゃ盛り上がってるし!
通りに並ぶ屋台の謎の食べ物は、なんとなく得体が知れず💦 人の波に揉まれながら、ようやくコーヒーショップでスムージーとスナックを買いホテルへ・・・今日はお腹を休める日。
ひとっ風呂浴びて、花火どこで上がるんだろなぁ・・なんて、バスロ―ブでベランダに出て迎えた1月1日の0時。けたたましい破裂音とともに7色の光が空に広がり、向こうからみんなの大歓声が!
そして寸分の隙もなく、次々と打ち上げられてゆく大輪の花火ってば、この勢いのまま途切れることなくそろそろ5分・・・。スゴイ・・・なかば ヤケっぱち!?
ベトナムの人たちって、凄くエネルギッシュ。
光とともに途切れることなく聞こえて来た大歓声に、そんなことを思う2024年の幕開けなのだった。
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