North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. ART

”占い”がお遊びやオカルトではなく、立派な実用なワケ。


ドラマ・占い・ペット。独身女の3種の神器だな

ドラマに夢中のあたしを横目に、弟が言う。


おいおい、一緒にしてくれるなって!
あたしにとっての占いは、そんじょそこらのお楽しみレベルの可愛いもんとは、ひと味もふた味も違うんだからねー!

心で叫ぶけど、それを説明するのは少々骨が折れるので、すました顔して聞こえないフリ。。。

偶然は必然

ある日ようやく新しい口座を開き、夢に向かって一歩前進。手続きの待ち時間に近くにあった本屋で時間を潰していたら、特設コーナーに置かれた一冊の本が目に入った。

SAVE THE CATの法則

数ページななめ読みして、ちょうど思案中のプランに役立つと確信し、即行レジに向かう。
本なんて年間数冊しか読まないあたしだけど、この偶然出会った本が後日、予想以上のはたらきをしてくれたのは言うまでもない。

神様って、こういうところにちょいちょい仕掛けを用意してくれている。手に入れるべきモノにちゃんと気付けたら、ちょっとラッキー!


本を開けば、その時必要なことばがそこにある。
ひょんな誘いに乗ったら、思いがけずメンターに出逢う。
そしてそれに”気付いて活かす”。

あたしは直感が鋭いこともあって、自然とそういうのが多いんだけど、


そんなとき、
あ、道を違わず進んでるんだな、って思う。


でも神様は、誰にでも偶然を用意してくれている。


幸運かどうか
というより、

気付いて必然にできるかどうか
なんだな。


そんな運や縁を確実につかみたい時、手助けや道しるべ、転ばぬ先の杖になってくれるのが、占い Fortune-Telling なんだよね。

生まれた時間と場所が教えてくれるもの

開いた口座は、ワケあって2回も手続きを延期していた。

その2回と実際に開設できた日時とで、口座の誕生ホロスコープ(Natal Chart)を作って較べてみる。実際に開いた今日この時間帯が、事案には一番有利な配置だったりする。

基本のホロスコープ「Natal Chart」の例
生まれた時と場所から見て
太陽系の惑星が黄道12星座(zodiac)の
どのあたりにあったかを示す運命の設計図


誕生日だけじゃない。大きなライフイベントの瞬間、思いがけない転機点。
人生と星の動きをレトロスペクティブに検証すると、起きるべきタイミングできちんと起きていることに驚かされる。


生まれた時と場所が運命を決めるのではなく、
適した時と場所を選び、それは必然で産声を上げる



そうなんだよねぇ。

昔の人はそれを密に観察し、事例に照らし合わせ、役に立つルールを見つけ出して体系化していった。
それが占星術という学問。

神様は、智恵はあるけど直感の鈍い”ヒト”という種族のために、ひとりひとりの人生のヒントを、星の巡りに託してこっそり教えてくれてるんじゃないのかなぁ……なんて思う今日この頃。

”Fortune-Telling”の意味

試行錯誤しながら生きることも素質を磨く上で大切なことだから、占い使ったビジョンはあまり見ないようにしている。
でも、「観る」ことではじめて掴めるチャンスもあるんだよね!


気持ちや逆境に振り回されず、確かにその先にある目標を追うことができる。
避け得るリスクを避け、最短距離を走る抜けることができる。

夢だと思っていたことの、実現の可能性を高めてくれるわけ。


とはいえ、設計図はあくまで設計図でしかなく、そこに実際の城を建てていくのは生身の自分自身。示された運命にヒントはもらっても、それに囚われてがんじがらめになったり、努力を怠ってただ待つだけではもちろんダメなわけで。

物事が起きるタイミングに合わせて、こちらも準備をしておく必要があるの! 占いは、”よりよく生きる”ための指針になるのです。

占いには「正しい使い方」がある

”当たった”とか”当たってない”とか、余興でワイワイやるのはそりゃ楽しいけれど、実はちょっと本来の役目とは違うわけ。

目の前を流れてゆくたくさんのチャンスを、掴み取るための準備をし、自分で気付き、手を伸ばせるかどうかで、運命は大きく変わっていく。

過去の叡智を足場に、短い寿命の中でその先を目指せるのが、ヒトがヒトたる所以なんだから。
占いは、その叡智の一つなんだよね。


決まりきってる運命なんてない。
だったら人生、生きる意味なんてない。

「占いなんて」と笑い飛ばしている人にこそ、
知って欲しいな、と思う。

変えられない運命なら、
はじめから観る必要もないんだって。



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