North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. SEASIDE

アメリカ西部国立公園&ロス①拠点ラスベガスの一夜


はじまりは、この本を読むところから。

だってさ、今までまったく興味なかったんだもの。アメリカなんて! どこに行ったらいいものやら・・・

下がろうとするマブタと闘いながら寝る前に読み進め、ついに 西部にLOCK ON。

今までにない力作たたき台(拡大してみて!)


なんたって、ラスベガスから東には絶景の国立公園がひしめく グランド・サークル があるじゃない✨

一気に周ってしまいたいところだけど、運転中すぐおねむになるdarlingとの長距離ドライブは危険過ぎて、再三練り直し完成させたのが今回の旅なのだ!

Mon, 11 Aug 2025
1 熱波のラスベガス
  1.1 クルマ社会の米国でSUVを借りる
  1.2 The Palazzo at the Venetian
2 とりあえず行ってみる!
  2.1 人気メキシカン LA VECINDAD
  2.2 高級スーパー Whole Foods Market
  2.3 ベラ―ジオの噴水
  2.4 興味皆無のカジノ

なんかイマイチ旅行って感じしないんだよなぁ
近所に出かけるって気分

羽田に向かうモノレールの中。いつもとは違って、なんだかテンション低めのトミー先生。まぁ確かに、30年超暮らした米国本土だとご近所さん気分にもなるのかな。

出発便が大幅に遅れてて羽田の免税店をぶらぶらしてるうちに、物足りなさを満たそうとしたのか日本土産を買い込むトミー。いつも一気に平らげては叱られるおかきの大袋に、大好きな ”桃” 味キットカット。

これから40度を超す場所を周るんだから、チョコなんてやめなさいって言ったのに!

お土産小箱10個入でおかきと合わせてなんと3600円
(もちろん叱りました)


夕刻日本を発ち、同日の現地時間朝10時、経由地シアトルで入国審査を通過。タイトなスケジュールの中、なんとか無事にラスベガス行きに乗り換える。

この時点ですでに時差ボケ皆無、嬉々として窓から写真を撮りまくるあたしと、さっそくおかきをバリバリ食べて、-16hrの時差で口あけておねむのトミー。

もったいないなぁ、こんな綺麗な景色を!

Mercer IslandMt. Rainier


朝のシアトルは、まさに水と緑のエメラルド・シティ。
マウント・レーニアも、白く優美な稜線で見送ってくれている。

熱波のラスベガス


総移動時間15hrを経て、最も暑い15時ごろハリー・リード国際空港 Harry Reid International Airport に到着!

ついにラスベガス着 おつかれ~✨


カリフォルニア州・ネバダ州・アリゾナ州・ユタ州に広がるまたがるモハーヴェ砂漠 Mojave Desertと、その窪地に作られた街ラスベガス Las Vegas

その地形的特徴によって砂漠のオアシスとして機能していたネバダ州ラスベガスの近くには、お隣アリゾナ州との州境を流れるコロラド川に建設された、フーヴァー・ダム Hoover Damもある。

もとはオアシスで ”肥沃地” の意味をもつラスベガス


季節によって渇水と氾濫を繰り返していたコロラド川の水害を防ぎ、電力と水の安定供給を目指すため、世界恐慌のさなかに造られたのが世界最大級のフーヴァー・ダム。当時、失業した人たちを救う目的もあったんだそうな。

それとこの大恐慌は、人集めのための賭博の合法化に繋がり(→カジノ)、ラスベガスは眠らない街として名を馳せるようになったんだね。

空港から出るとすぐに、大量の旅行客がレンタカーセンターに向かうシャトルバスで効率よくピストン輸送されていく。

クルマ社会の米国でSUVを借りる

気温は摂氏42℃、湿度は10%ほど。日陰を選んで歩いても、暑く渇いた空気で顔が灼かれるドライサウナ状態! 昨今40℃近くまであがる上に高湿度で不快指数MAXな東京の夏と、なかなかいい勝負な気がする。

スーツケースと一緒にバスを降りたら、一目散に冷房の効いたレンタカーセンターの建物に避難。巨大な空間の周囲ぐるりと、それぞれの会社の受付が勢ぞろい。さすが西部観光の拠点ラスベガス。

Dollerレンタカーでお借りしたのは、TOYOTARAV4。 トミーが米国時代に乗っていたクルマなのだ。その分ちょっと安心度UP!?😆

西部観光ではSUVが安心


アメリカのレンタカーは ”Apple Car” といって、iPhoneで開いたGoogle mapをそのままカーナビとして画面に表示できるクルマが多いんだって。iPhone率の高い米国ならではの仕様だよね~。

このRAV4ももれなくアップルカー、そしてトミーがしつこくこだわる オートクルーズ 付き!

街の中心部へ


さっそくGoogle mapを表示し、トミー先生がお手本としてホテルまで高速を爆走。

1車線がやたら広いし、車の密度低いし、縦横に走る高速道は無料で乗り降りできるし、出口表示も分かりやすい~✨ さっすがクルマ社会アメリカ!

Apple Car画面上でひょいっと地図拡大などの細かい操作はできないみたい(iPhoneの方をいじらないといけない)で、助手席のあたしもAndroidでmap開いてサポートしつつ、首尾よくホテルの地下巨大駐車場にIN。

The Palazzo at the Venetian

フライトの疲れを取るための1泊は The Palazzo at the Venetian。天井たっか!!



おっ、キレイ~~~✨
バスタブ付きの広めのお部屋にしたんだ♡

服の柄がかぶったバスルーム😆


乾燥地帯なのに、水栓をひねるとビックリするほど勢いよく水が出る。フーヴァー・ダムのおかげか?


大きなベッドルームと繋がったスイートです🎶

フロントでCity viewとMountain viewどちらがいい?と訊かれ、人気の方で!とお願いしたら山が見えるこのお部屋に。
まぁるいSphereは、刻々とその柄が変化するよ!

右はイベント会場Sphere 左奥はFrenchman Mountain


建物の影がこっちに伸びてるってことは東側、とすれば、だだっぴろい砂地の左奥はフレンチマン・マウンテンか。はるか遠くの灼けた岩肌は、ここが広い砂漠のオアシスだってことを思い出させるね。

とりあえず行ってみる!

人気メキシカン LA VECINDAD

そして早速食事(笑)
いや、夜のお出かけもまたあるし、早い夕飯しておくのも悪くないハズ!

米国のメキシカンはなかなか美味いよ~ってトミーが言うから、この街で一番人気らしいメキシコ料理屋に行くことにした。

スペイン語で ”ご近所さん” LA VECINDAD


外も中も、デコりまくってる!! ちょっとした美術館並みだわ。
まだ夕飯には早い時間だからか、お客さんはまばら。

カラフルな店内を人形や日用品が埋め尽くす


あたしはメキシカンはお初でよく分からず、トミー先生が好きだというファヒータ Fajita を頼んでみた。二人でシェアして足りるかな?と聞いたら十分よ!と太鼓判のおねえさん。

大きなボトルのドリンクとチリスープ、サルサを付けたトルティーヤチップスを頂きながら待つことしばし。

いつも旅では食べ過ぎちゃうし、まだお腹空いていないから軽くしようねって1つだけ頼んだのに、なんかすごいボリュームのが来た😆

肉いろいろ&大きな海老が玉葱やピーマンと炒めてある


これって、トルティーヤにいろいろ巻いて食べるの?
へぇ~ふむふむ、ぱくっ。。。 あれ?

確かにちょっぴり辛味は利いてるけど、味気なさすぎない?
塩分を感じない。お肉や海老にも、お豆のソースにも。
素材は悪くないのに、塩が足りないだけでここまで味気なく感じるものなのか。

ビミョーな気分だが、とりあえず見た目に反して案外健康的なその料理、てきぱきとふんだんな食材を胃袋にしまっていく二人。

そして 完食。
あとで確かめたら、やっぱりトミーもいまいちだったらしい。口コミにも似た感想の人がいたから、日によって味付けにムラがあったりするのかな・・・

寸分の隙もない必殺のデコレーション


ちょっと残念感の残る初日ディナーなのでした。デコり方は妙にツボだったんだけどなぁ~💦

高級スーパー Whole Foods Market

そだ、明日からの国立公園に向けて、お水買っておかないと!(ホテルで買うとちょっとありえない高額なのよ)

せっかくなので社会見学がてら、オーガニックを売りにしている高級スーパーホール・フーズ・マーケットへ。ちょっと離れた空港方面に戻るかたちになるけど、クルマも高速もあるからラクチン♪
ガソリンも日本よりだいぶ安いし😊

生鮮食品も品ぞろえ豊かだし、お惣菜コーナーもオシャレで充実! 思わず試してみたくなっちゃうね。


お肉の大きさと厚みにもビックリ。「アメリカのステーキは厚みが5㎝くらいあって・・・」ってトミーが繰り返しうっとり話してくれていたのはウソじゃなかった!!

分厚くて立派なアメリカン・ビーフ


結局買ったのは、お水を1ガロン(約3.8L)と、お店で作っていると思しきざっくりチャンキーなアメリカン・クッキーを数枚なのだった。

ベラ―ジオの噴水

そのまま、ちょうど始まりそうだった噴水ショーを眺めにベラ―ジオに滑り込み。

噴水をぐるりと囲むロータリーには、車を停められるスペースがまだ若干。そこへスーッと車をつけてくれたDarling。
もしかして冷房効いた車内から見れちゃうの!?


最高!!!😍
Darlingてば、今日いちばんのファイン・プレイ!!

いやぁちょうど空いてたからね😉


終わって、メインストリートのラスベガス・ストリップをクルマで流してホテルまで。いい眺め・・・日が沈んでからの不夜城は、ナイト・ライフを楽しむ人々でより活気づいている。

興味皆無のカジノ

ヴェネチアンでは夜遅くまでのショッピングゾーンもあってね。ゴンドラの浮かぶ運河両脇のショップも、さすがにこの時間はぼちぼちclose。
刻々と色が変わっていく空、なんかちょっと、今はなきヴィーナスフォートを想い出すなぁ。

The Atrium at the Palazzo


さぁ、ラスベガスといえば…… CA・SI・NO!
賭け事にはまったく興味はない二人だけど、あたしも一度は見ておこうとものは試しでVenetianのカジノへ。

ブラック・ジャックを見ながらトミーにルール教えてもらったり、ルーレットを眺めてみたり。でも、そもそもテーブルに参加するのに結構お金(min掛け金$25とか)かかるものなのね!😱

う~ん確かスロットなら
$1とかから出来たハズ!
👆一度だけ来たことある人

で、ぐるぐる念入りに見回ってようやく、コレならやってみてもいいかなってスロットマシンでボタンをポチっ。
そしたら・・・


カチカチカチッ ハズレ(Loser)

えーーーっ、1度のポチっ!で3列とも決まっちゃうの!?
あたしずっと今まで、ひとつひとつ自分がボタン押して止めていくんだと思ってた!!
だって、じゃないと全部機械まかせじゃない?

それじゃ全然面白くないよ~~~💦💦

部屋から見える夜のSphere


ということで、1回のスロットで懲りて、早々に退散しました(笑)

それより、勢いよく出て来るお湯を広いバスタブに溜めて、明日からのロングドライブに備えてゆっくり体をほぐしとこ✨

あのキットカットが袋の中で溶けているのを発見したトミーは、今更ながら冷蔵庫で回復させようとしている。明日の朝はアメリカン・クッキーと崩れたキットカットだな。。。

水不足にあえぐラスベガス
噴水にヴェネチアンな運河、勢いよく出て来るホテルの水栓・・・と水の恩恵に溢れているように感じてしまうラスベガス。じゃぶじゃぶ出てくる水を溜めバスタブに浸かっていると気付きませんが、実は近年ラスベガスの水不足はとても深刻なのだそう。ロッキー山脈を水源とするコロラド川は年々水が減り、フーヴァー・ダムの貯水率も下がっており、さまざまな節水対策がとられているんだって。だったらちょっとくらい、ホテルの水栓の出を絞ってもいいんじゃ?って思ったわ。


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