North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. SEASIDE

ブラジル②アルゼンチン側からイグアスの滝へ

こちらアルゼンチン側はまるでアドベンチャー・ランド。各種ネイチャー・ツアーも充実しています。

怒号と水しぶきの悪魔の喉笛を堪能した後は、
サン・マルティン島両側の滝に、アドベンチャーボートでアタック

虹のボート・アタック

船着場まで石段を下りきったところで、水着にポンチョ、さらにフロートベストを装着して乗船。
アタック直前まではなんとカメラもOK。
これでもかってくらい、虹が出まくってる!!

いよいよという時に、防水袋にカメラをしまう。
ボートがスピードを上げて、滝の下にざぶぅぅう!!

キャアァァー!イヤぁぁぁー!!

もうね、楽しくてしょうがないの。
猛然と滝つぼに突っ込み波に揉まれてコースターみたい。
寒い……寒いけど……

「One more?」 「Ye――――s!!」


船頭さん、皆の喜び具合を見て4度もアタック!
ちなみに水量が多過ぎると滝の下に入れないらしい。


ずぶ濡れになったあと着替えの場所もなく、ちょうど日が落ち始めどんどん気温が下がってきてる。
タオルでさっと拭き、水着の上から服を着る。

唇青くしながらも、
観光初日にして、なんだか存分にやり切った感……。

エストゥリオンに到着

やっぱり荷物運ばれるのが遅くって、取りに行く始末。サービス云々の前に、スケジュールがタイトなせいもある。

だってね、ひと休みしたらすぐに、
フルムーン・ツアー!!
月光を頼りに、トロッコ&ウォーキングで悪魔の喉笛までまた行くの!



イグアスに行くなら、ぜひ見たい虹が3つあってね。


弧が2つ重なる
ダブル・レインボー
これはいっぱい見た!


2つめは、まんまるで幸運を呼ぶという
フルサークル・レインボー
かなり難易度高いよね~。


そして光量の多い満月の夜に見える
ルナ・レインボー
これを見ようというのが、フルムーン・ツアーなの。

アルゼンチンの人は顎が丈夫?
どれも硬い!硬すぎる!!

もう一度アルゼンチン・ブッフェをお腹に収めたら、いよいよ夜のイグアスに出発。

極寒フルムーン・ツアー

星空の下めちゃくちゃ寒くなっていて、滝の近くで着るつもりだったレインポンチョを羽織り、中に手を引っ込めて暖を取りながら歩く羽目に。
ファー付フードジャケットやダウンコートの人もちらほら。

この日は日中25度、夜は11度くらいだったよう。
サンパウロやイグアスは高地なので気温差が激しく、
乾燥しているため体感気温も低いんだよね。

暗くて写真撮れず、これは【日中の様子】。こんな感じのトコを、極寒の月光のもと歩き続けるのデス。



そして寒さに耐え抜きなんとか悪魔ののど笛に着いたけど、虹なんて全然見えない……。
ていうか、水しぶきにさらされ前すらよく見えない。
ヘタに動いたら滑って滝に落ちそう。

まるで修行!!



虹は光源(太陽や月)と逆側に出るので、
今日の配置だと滝の近くには出にくく、
もっと水量が多くてしぶきが立っていれば、
滝から離れたところに出る可能性があったらしい。

でも年配のガイドさんも、実はまだ見たことないんだって!


濡れてきんきんに冷えて、さらに身動きとれないトロッコで風を受けて15分。お迎えのあったかいコーヒーがなかったら、きっと低体温になってたに違いない……。

日中は気持ちよかったトロッコ!


こうしてこの日、歩いた距離は10㎞以上。

ホテル戻った時もまだあちこち濡れていて暖房もないので、まず乾いた服に着替えて少し体温を取り戻し、それからシャワーを浴びて毛布にくるまり、長かった観光初日を振り返るのだった。

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