いや~この前ね!
凄いなこの先生・・・っていつも感心してしまうドクターの生年月日(←Wikipediaに載ってた😆)からホロスコープ作成してみて、ビックリしたのよ~。
忙しさにかまけてろくに更新出来てなかったクセに、こういうのは放っておけない(笑)
小泉元首相の時もだけど、耳目を集め形のある仕事を残す人って、Natal Chartからして違うよね!
今回リーディングさせてもらった方は、「海外の超有名大留学を経て日本のトップ大学で医学部教授になったドクター。更にMBAを取得し、医療で革新的な仕事を数々成し遂げたのみならず、ウェルネス領域でベンチャー企業も立ち上げている。」
そして何よりあたしが感動を覚えるのが、「無敵の実務能力に加えて、人の心を動かす目の輝きと人懐こい笑顔、そして知恵と情熱を兼ね備えている」こと。
余裕の人間力も身に付けていらっしゃる方なのです✨
百聞は一見にのNatal Chart
まずは見て下さいな、紋章か?と思うほど、幾何学的に完成されたその外観。
ま~出生時間が分からないけど、なくったって十分だよね! と思わせてくれるほど、タイトなオーブ(太線)で星が整然と並び観る者を感嘆させるアスペクトです✨
それぞれハウスの22~26度に、惑星と小惑星ドラゴンヘッドがほぼ60度ずつの等間隔に並び、すべての星が凧型のや長方形を複数形成します。
これ、グランドセクスタイル(六芒星)って言うのね😉
加えて、金星と海王星のオポジションに木星と天王星が90度、そこに小惑星セレスも入れれば十字のを形成します。
そしてもう一つ、月と冥王星のオポジションに太陽が90度で入るというかなりごっついTスクエアが・・・これにはオーブ広めながら土星を加えると、やっぱりグランドクロスです。
3つ以上の感受点で作られるこれらの複合アスペクトは、星が持つパワーを無駄なく循環・増幅させて、強大で活動的な創造性を与えてるもの!
グランドクロス・・・困難は多いが、それをクリアするためのパワーも同時に持ち合わせるアスペクト。努力次第でスケールの大きな人生の展開に。
カイト・・・恵まれた環境に行動力が備わり、結果を残せる有能な人物に。
ミスティックレクタングル・・・タイプの違う要素を組み合わせ、新たな創造に向けてエネルギーを発揮する。
グランドクロスを深読み
ここまでで既にお腹いっぱいな気分だけど、も少し深読みしちゃうよ~♡
☽はこの日、水瓶座17°~魚座0°を移動中ですが、リーディングは正午生まれの☽水瓶座24°設定で行きます。
興味深いのは、2つのグランドクロス。困難と葛藤、そしてそれを克服していく結果、スケールの大きな人生を生み出すアスペクトです。
ひとつめのグランドクロス
①牡羊座金星と天秤座海王星のオポに蟹座で合の木星・天王星がTスクエア、そこに山羊座セレスの活動宮で形成したグランドクロス
直感的に「好き」に邁進する牡羊座♀と、スマートな社交性やパートナーシップを理想に掲げる天秤座♆。情熱的ですぐに行動に移す人ですが、相手とのバランスのとれたWin-Winな関係性を築こうとする一面も。
そこに顔を出すのが、蟹座木星に象徴されるハートフルで懐の深い親分肌。アクは強いけれど、目指すところは洗練されており、とてもパワフルで動的な感じです。山羊座セレスはそこに、粛々とした生真面目さを添えているよう。
革命の星♅は、マイホームや生活圏を示す蟹座で拡大の♃とセットなので、生活に密着した身近な領域でいろいろなアイディアや工夫を提案していくように思います。
行動して調整してかつ仲間を大切にする大将でもある、自らが先陣切って動くタイプのアイディア豊富な革新的リーダーなんでしょうねぇ。
今回は各星座の解説も再掲しつつですが
要らない方はそこを飛ばしてね♡
火の星座・活動宮
支配星:火星(軍神マルス)
体の支配部位:頭部
1番目の星座・おひつじ座が示すのは「I am(我あり)」。赤ちゃんに自我が芽生える段階。先取の精神で真っ先に行動を起こし、皆をリードする勇猛果敢さ。エネルギッシュに本能と直感で動き、正直者で若干おっちょこちょい。勢いはいいが、持続性はない。スピード好き、勝負好きなので、グレたり乗り物や喧嘩による怪我に注意。上下関係を守る仁侠的な義理固さがあるが、女心は理解できず、デリケートさに欠けフォローが雑。
座右の銘は”先手必勝”。 経営者・軍事・開拓・スピード・投機・外科手術などに関連。
風の星座、活動宮
金星(美の女神ヴィーナス)
部位:腎臓、腰部
7番目のてんびん座が示すのは「I balance(我調和する)」。人間関係の中にで立ち位置を学ぶ段階。他者との優れた調整力と品のある立ち居振る舞いを持ち、洗練されたバランス感覚を生かせる人気者。如才なく人当たりの良い建前の裏で、関係を緻密に計算しており、どう振る舞えば最もメリットが得られるか優劣をつけるしたたかさが。でも駆け引きが婉曲表現過ぎて、結局は優柔不断に陥る八方美人。パーティー好きで着道楽、醜いもの汚いものには眉をひそめて近付かない。
座右の銘は”美しい花には刺がある”。社交・美容・ファッション・外交・パートナー・結婚・均衡・公平・契約・裁判などと関係。
水の星座・活動宮
月(狩りと豊穣の女神ダイアナ)
部位:乳房、胃
4番目のかに座が示すのは「I feel(我感じる)」。お気に入りを集めた巣作り本能が生まれる時期。親分肌・姉御肌で、 家族愛・仲間意識を大切にする。多くの人に囲まれて、家やなわばりの守りを固めて安心を得る。真似がうまいので家事能力も高い。わいわい集まって飲み食いするのが好き。敵と認識すれば徹底的に排除するが、部下や仲間には優しく、時におせっかいが過ぎることも。行動原理が好きか嫌いかなので、情に厚い一方で、感情に惑わされて冷静な判断ができなくなることもあり、しばしばヒステリック。
座右の銘は”笑う門には福来る”。家事・家庭・保育・料理・飲食・母性などと関連。
地の星座、活動宮
土星(魔王サタン)
部位:関節、下腿
10番目のやぎ座が示すのは「I use(我使う)」。生まれたからには最大限能力を生かして上を目指す、という表向き控えめながら、その実大きな野心を抱いている。考え方は非常に現実的なので、リーダーとしても縁の下の力持ちとしても有能な存在。 勤勉・真面目な努力家で、責任感が強く社会の中で役割を着実に果たすところは、昔ながらの日本人の伝統的な姿を彷彿させるところが。一方で、どうしても羽目を外せない堅苦しい一面も。
座右の銘は”為せば成る、為さねば成らぬ何事も”。天職・社会的地位・権力・努力・忍耐・父性などと関連。
ふたつめのグランドクロス
②水瓶座月と獅子座冥王星のオポに牡牛座太陽が90度のTスクエア、そこに蠍座土星の不動宮で形成したグランドクロス
水瓶座☽の、理知的でナルシスト傾向の冷静な感情面を、ドラマティックな劇場型である獅子座♇が逐一刺激します。けして感情には走らないけれど、実のところ心のボルテージの振れ幅はとても大きくて、対外的にはそれを大袈裟に表現しそう。
(よくあてはまっている気がする😆 感動屋でオーバーアクション、常に理性的だけど)
普通なら究め感動し満足してしまうところを、牡牛座☉が関わってるから、さらに社会的に手に取れる実利を生み出すことが天与の役割です。”物” や ”富” というカタチに変えてなんぼ(お金も好きでしょうね)、という衝動が仕事の原動力に。そこに加わる蠍座♄は、徹底してやり抜く努力家で非常に頑固、こうと思ったら譲らない気質を与えています。
風の星座、不動宮
天王星(ウラヌス)
自律神経、中枢神経、足首
11番目のみずがめ座が示すのは、「I know(我知る)」。人類すべてが上下なく平等、男女もボーダーレス、その中で個性豊かに自由に生きる権利を信じるユートピア思想の持主。同時に人生には思わぬことがつきものと斜にかまえたところがあり、何が起きても冷静でジタバタせず、ある意味諦めのいいところが。 独創的で天才肌だが、頭の中だけで完成されて現実に反映されないことも。人と違う存在であることに自尊心を持つため、皆と同じでは納得がいかず、素直にyesが言えない天邪鬼。しかし本音は、そんな自分を認めてほしい。
座右の銘は”来るもの拒まず去るもの追わず”。友人関係・変化・革命・宇宙・航空・電波・IT・占星術などと関連。
火の星座・不動宮
太陽(芸術神アポロ)
部位:心臓、血管、背中
5番目のしし座が示すのは「I will(我志す)」。自己表現を身に付ける段階。百獣の王にとって世界の中心は舞台の上の自分。周りの人が応援し支えてくれるなら、堂々とした態度で自分らしさを存分にアピール。理論的根拠はなくても、なぜか自信に満ちた堂々としたふるまいと、好んで身に付けるブランド品が大物感を醸す。きっぷがよく、立場が低い者への施しはさすが王者の風格。意外と繊細で、周りに人がいないとさみしく不安になり拗ねたりするが、自分から寄っては行けないので、そんな時でもうろたえる姿は見せずにひとり孤独に耐えている。
座右の銘は”果報は寝て待て”。舞台・演劇・俳優・創造・自己表現・レジャーなどと関連。
地の星座・不動宮
金星(美の女神ヴィーナス)
部位:顔、首、甲状腺
2番目のおうし座が示すのは「I have(我所有する)」。自分以外の物質界を五感で認識する段階。美的センスと五感に優れ、音楽や食事を心行くまで繰り返しじっくりと味わい、さらに感性を磨き上げていく。芸術を理解し、真の意味でよいものを知っている。物欲・所有欲が強く、自分が心地よく感じるものを手の届くところに置きたがり、上品かつトラディショナルなコレクションが多い。スロースターターで腰は重いが、動き出したら意志が揺らぐことなく貫き通せる、職人気質の頑固者。
座右の銘は”牛の歩みも千里”。 グルメ・音楽・画家・職人・才能・貯蓄・財産などと関連。
水の星座・不動宮
冥王星(冥府の神プルートー)
部位:泌尿器、生殖器
8番目のさそり座が示すのは「I desire(我望む)」。鋭い洞察力を持ち、徹底的に人や物事を徹底的に究め、融合した後の変革・生まれ変わりを望んでいる。しかしそれを腹の底に秘めて口に出さず、目力で訴えるため、独特の色気を醸し出しやすい。信じた相手の裏切りには人一倍復讐心を燃やし、何年かかろうとも致命的な一撃を与える好機をじっとうかがい、刺し違えてでも目的を達成しようとする執念深さがある。All or Nothingの極端な人生観。
座右の銘は”肉を斬らせて骨を断つ”。自分ではコントロールできない事柄の、死・セックス・相続・遺産などのほか、医師・カウンセラーなどと関連。
トラインを深読み
そして六芒星をつくる2つのトライン! いってみよ~✨
ひとつめのトライン
①牡羊座金星と獅子座冥王星と射手座ドラゴンヘッド&リリスのトライン
これキョーレツ。多くの人(特に女性陣)を惹きつけ夢中にさせる、情熱的で男性的な魅力の持ち主でしょう。エネルギーを吸い上げるドラゴンヘッドと執着のリリスが、恋愛狩人である射手座で合・・・そのパワーはあまりに強い。。。
性的エネルギーも豊か(仕事の出来るテストステロン高値の男性では当たり前でもある)・・・いや、もしかしたら偏執的に貪欲かもしれません!
また獅子座♇から、自らの人生をどう創造し演じきるかは、この人にとって宿命的なテーマのようです。
火の星座、柔軟宮
木星(神々の王ジュピター)
部位:臀部、大腿部、肝臓
9番目のいて座が示すのは「I understand(我理解する)」。人馬一体のケンタウロスに象徴されるように、哲学的で向上心を生涯持ち続ける深い精神性と、広く世界中を駆けめぐる活動性をあわせ持つ壮大なロマンティスト。 世界レベルで大志を語る自由人だが、その根本は単純に楽しさを追求する冒険心だったりもするので、物事でも恋愛でも、興味を失えば放り出して次に行ってしまうことが。楽観的で大雑把、いわゆるKYタイプなのに、概して人には好意的に受け止めてもらえる上、その適当加減が逆に包容力があるように受け止められる得な性分。
座右の銘は”おもしろきこともなき世をおもしろく”。高等教育・哲学・自由・海外・読書など、“遠くに行くこと”と関連。
ふたつめのトライン
②水瓶座月と天秤座海王星と双子座火星のトライン
感情を揺さぶるユートピアへの傾倒(水瓶座☽)とバランスのとれた知的社会という理想へのロマン(天秤座♆)に刺激され、フットワークのよいエネルギー(双子座♂)を活かし次々に複数の目標を踏破。
誰かとの競争などではなく、自ら思い描く理想というロマンへ嬉々としてエネルギーを投入します。とても冷静でパワフルな推進力!
風の星座・柔軟宮
水星(伝達の神マーキュリー)
部位:呼吸器、肩、上肢
3番目のふたご座が示すのは「I think(我考える)」。身の周りのものに興味を持ち始める段階。スマートな情報収集、広く浅いコミュニケーション能力があり、好奇心が強くおしゃべりで多才、フットワークが軽く若々しい。双子の名前通り二面性を持ち、その日の気分で主張がころころ変わる。都合のよい嘘をついたり、浮気したり、分が悪いと人一倍逃げ足が速かったりもする。でも本人は悪気が一切ないので、罪悪感もなく、そのこと自体翌日には忘れているかも。
座右の銘は”聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥”。文筆・マスコミ・商業・乗り物・移動・旅行・兄弟姉妹などと関連。
星に恵まれた素質のチャート
感受点が互いによい形で刺激し合う
無駄なく星のパワーを活かすには、それぞれの星がよい形(アスペクト)で関わり合うという、お手本中のお手本が今回のNatal Chart。出生時間が分かれば、さらにASCなんかの軸にも触れているところがたくさんあるかもしれないね。
ただひたすら、こうなったら凄いよな!もっと楽しいよな!って想像膨らませて狙ったものを具現化するところに喜びを感じるもんだから、それまでの過程が大変だなんて本人微塵も思っちゃいない。
よく楽をしたいとか働かないで遊んで暮らしたいとか言う人がいるけどさ、Doctor Tから言わせれば、そんなのは幸せでもなんでもなく退屈でしかないのよね。
その素質自体が、まず ”星に恵まれている” ということなんだとあたしは思います😉
小惑星も活かされている
重要性が高い感受点は10惑星と軸だけど、ドラゴンヘッドやリリス、ベスタ、セレスといった小惑星も、タイトなオーブで重要なアスペクトに加わっている時は、それなりに影響が大きくなるな~と感じます。
惑星10個だけを活かすのに比べれば、より多くの惑星が加わった方が一段と鮮やかで、密度の高い人生になることもむべなるかな✨
☑ ”平凡な” チャートとは?
一方でいわゆる ”平凡な” 人のチャートでは、星と星が正確な角度をとっておらず、アスペクトのオーブが広かったり、アスペクトの形成が少ないものが多いのです。そういう時は特徴に乏しく、なかなか読み込むのが難しい(-_-;)
読み手側としては、やっぱり有名人とかその人生がよく知られている人で、チャートを深読みし気付きをもらいながら勉強させてもらっているところがありますね😉