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糖質過多と不妊:多嚢胞性卵巣症候群(PCOs)

2017.03.03の松倉クリニックブログより転載


糖質制限がダイエットに有効なのは、もう皆さんもご存知ですよね。
でもなぜ糖質制限が大切なのか、そのワケをよく知らない方も多いんじゃないかな~・・・


そこで糖質過多と○○シリーズ!!
いろんな視点で、糖質過多のデメリットをお伝えします✨


初回はお悩みの方が多い「不妊」
糖質過多による多嚢胞性卵巣について!

多嚢胞性卵巣の原因は

女性の不妊原因の4割は排卵障害。排卵障害の多くは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOs)によるものです。

PCOsって、糖質過多によって起きやすいのよ。
卵巣に未熟な卵胞がたくさんたまって、うまく排卵できなくなっちゃう!


糖質過多との関係を超ざっくり説明すると・・・

糖質の多い食事で食後高血糖
(グルコーススパイク)
 ↓
血糖を下げるホルモン、インスリンの大量放出
 ↓
繰り返すうちに、インスリンが効かなくなる
(インスリン抵抗性)
 ↓
卵巣での「男性ホルモン」産生増加
 ↓
卵胞の発育に異常が起こりPCOsに!!


ぜんぶココで説明するのは難しいので、赤文字のところだけ3ステップで分かって頂ければOK♡

体って、いろんなことが絡み合って動いているのよね。

PCOsになりやすいのはこんな人

相談に来られるきっかけは「月経不順」や「不妊」が多いのですが、

糖質*好きでニキビや多毛あり
生理周期が遅い OR 生理が来ない
*菓子類(甘い物やスナック)・甘い飲み物・ごはん・麺・パン・アルコールなど


そんな方は、PCOsの疑いがひじょーに濃厚💦
すぐに治るものではないので、早め早めに食習慣の見直しを始めてね!


産婦人科でPCOsだと分かれば、確かにホルモンを整えるお薬は出してくれます・・・。
でも、合成ホルモン薬を使うことでの副作用があるし、そもそもの原因解決にはなっていないから。


多く入って来るものを ”なかったこと” にするお薬は存在しないし、糖質過多があるままではお母さんのおなかで育つ赤ちゃんの体質や、生まれてからの子供の食育や、産後の心身の回復にも影響します。

そんなことからも、✨食から正す✨にまさるものなし!

食事の直し方が分からない人は

栄養やホルモンに力を入れている松倉では、プレナタル(妊娠前)検査として・・・

まずは栄養チェック!
必要あればホルモンも!

そして問題があれば、食事指導に加え、治療を効率的に進めるためのサプリメントをご案内しています😉



糖質過多は男性不妊にもつながるので、赤ちゃんを考えているならぜひご夫婦で改善してね♡


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