North, South, East and West ーあたまの中を旅しよう。

  1. SEASIDE

3度目のスペイン⑥再訪!サグラダ・ファミリア&カタルーニャ音楽堂

ガウディ通りの Arrosseria Gaudi

感動の分だけ増えたおみやげを抱えて、8年前に食事をしたガウディ通りのレストランまで。
The Forkの予約メールを見せたらOK!!とすぐに案内。前に座った席がちょうど空いていて、そこにしてもらいました✨

英語があまり伝わらなくても、メニューが分かりやすく注文は簡単。ワイン選びに「Perfect!!」とお墨付きまでもらったよ😆


何にでも合う爽やかなロゼに始まり、定番の野菜グリルクリケットポテトに半熟卵と生ハムの一皿、〆にイタリアではないけど食べたくなった黒オリーブとサラミ?のピッツァ

バシリカを眺めながら食べられるロケーション


いや~ん、どれもとっても美味しい♥ 

前回来た時暑さに食欲が負けて、野菜サラダしか頼まなかったの損した~。野菜グリルに付いてくるロメスコソースは、この旅で大好きになっちゃった✨ 帰国したら作ってみよっと・・・

二人でお喋りしながら時間気にせず食事して、なんて贅沢な午後。


8年前は一人でフラッと立ち寄って、この店の料理の美味しさにも気付かなかったし、ワインも自分では選べなかった。あの時は、受難のファサードだってまったく理解できなかったんだ。

感受性なんて、大人になればなるほど鈍るものなんじゃないかってどこかで諦めていたけれど、時を経たからこそ成熟し、理解が深まるようになる感受性だってあるんだって。
ワインの勉強を改めて始めて少しずつ分かるようになり、好きな人と食事を楽しむ心のゆとりが生まれ、こうして満ち足りた時間を過ごしてる。

そうなって初めて、知らぬ間にちゃんと成長していた自分に気付く。


数年前まではお互い地球の裏側同士、それぞれが先の見えない厳しい状況で、いろんなことを諦めかけていた。

でも諦めずに求め続けることで、知らなかった二人が出逢えて、3年後には一緒に住み始めて今は海外にも出られて、こんなにも想像と違う人生になったんだもんね。

そう思うと
あらためて感慨深いなぁ~

なんか・・・あっという間に僕を追い抜いていくね(笑)
4つ上→



とっても美味しかったよ~!とどうしても伝えたくて、自動翻訳したスマホ画面をウェイターさんに見せたら、
いいコックが入ったんだ。パエリアはもっと旨いから、また来てよ!」って😊 
そして会計しようとして判明。

なんと、ココはThe Forkの30%OFFで予約したGaudeixではなくて、その手前の店 Arrosseria Gaudi だったの!!
でも確かに8年前に寄った店。あたしが勘違いしてGaudeixを予約してた💦

そりゃパエリア自慢のはずだわ。。。(arrosseriaは ”米屋”)
ウェイターさん、さっきの予約票テキトーに見てたね・・・ 

まぁ30%OFFは逃したけど、美味しかったから大満足。気持ちよくごちそうさま~✨

Gaudeixにも立ち寄る

でも Gaudeix には待ちぼうけさせちゃったよね~・・・。そう思って、そのままちょっとゴメンナサイしに立ち寄ったのよ。間違って隣の店でランチしちゃったのって正直に・・・

そしたら、
そうだったんだね! 大丈夫だよ、でもせっかくだからぜひ自慢のモヒート飲んでってよ!

と、1杯ずつサービスされちゃった✨

昼間っからすっかり出来上がる二人😆


また違う日にでも来てね!
って、それは日程的にもう難しいんだな~💦 でもありがとう、またの機会には絶対・ぜったい来るね!!!


このガウディ通りをまっすぐ北に歩いていくと、サン・パウ病院もある。2人のモデルニスモ建築家の代表作同士が、こんな近くにあるってホント素晴らしきかなバルセロナ😉

サン・パウ病院 Hospital de Sant Pau
(前回訪問の2015年撮影)
1902~1930年にガウディの師モンタネール(ムンタネー)によって造られたサン・パウ病院は、広大な敷地内に48の建築物が立ち並ぶ巨大なモデルニスモの建物群で、15世紀よりバルセロナ市内にあった6つの病院を統合して設立されたもの。病の治療には美しい環境が必要、という考えに基いてデザインされた目に優しく優美な彩りの空間には驚かされる。1997年、カタルーニャ音楽堂サン・パウ病院として世界遺産に登録。2009年まで診療がおこなわれていたが、老朽化のために閉鎖。修復が進められており、完了した一部については見学を再開している。


乗り換えラクラクな地下鉄で、いったんホテルへ。

バルセロナの3日間は、10枚つづりのチケットT-10を二人で使いほぼカバー。1回75分以内なら、1枚のチケットで地下鉄・バスへの乗換放題ってとこもいいね!

地下鉄のホーム


ところで実はスペイン、ブラ着けずにバストトップが透けてる女性がめっちゃ多いのよ! ホームで近くに立っている女の子もそう・・・2-3割くらい? 胸が小さい人に多いかな。

そして誰もそれを気にしていない。Tommyも気付いてなかったんだって。
”チラリズム” 的に想像力を刺激する間もなく、瞬時に丸見えで堂々としてるから、かえっていやらしさを感じないのかも。

気になってどうしても目がいくように・・・言われるまでは大丈夫だったのに!


と、Tommy先生はのちに自己申告(笑)

まばゆい昼のカタルーニャ音楽堂

午後はホテルからちょっと歩いたところにある、カタルーニャ音楽堂 Palau de la Música Catalana。前回は夜のフラメンコを観に訪れたので、今回は昼間の姿を見てみたいなって。

ガウディの師、リュイス・ドメニク・イ・ムンタネー Lluís Domènech i Montaner が設計したモデルニスモ建築の傑作で、同じくムンタネーによるサン・パウ病院とともに世界遺産になっている。

そう、この世界遺産は、現在進行形でコンサートなどが日常的に行われてるの!

フラメンコ前に一杯やった懐かしいカフェ


ガイドツアーはこのカフェテリアの一角に集まるって言われて来てみたら、
おぉ~~・・・✨

映画のワンシーンみたい!


古き良き時代の空気を楽しまんと、紳士淑女の装いでお茶の時間を楽しむ方々が! お友達同士?それともティータイムツアーとかかな。。。

どうぞどうぞ撮って下さい♪」と言わんばかりのこの笑顔、人生はこういう風に楽しまなくっちゃね!!


この音楽堂では錚々たる音楽家やダンサーが上演しており、その音響効果や、粋を極めた装飾が演者に及ぼす良い精神作用がたいへん好評のよう。

そのインタビュー映像などのプロモーション動画を観て、可愛らしいスペイン語と英語を喋る女性スタッフに先導されて周り始める。

ひとつひとつまるで違うお花の装飾


ここは2階のバルコニー、全部お花がモチーフの14本の柱。これほど違うデザインで彩りまとめあげるなんて、ムンタネーの想像力って、いやはやどうなってるの?

ホールから見上げて


その想いをさらに強くする、ダンスのように軽やかで優美で力強い、音楽堂の上演ホール。ステージに漂う特別感が半端ない!!

アーチにステンドグラス、黒いアイアンワークに荒々しいまでの白い彫刻。色だけでなく、様々な素材も見事に調和。今まで見てきた数多の宮殿を凌ぐほど、贅沢な空間に・・・


イベリアの赤い大地を彷彿させる、奥深く情熱的な赤い壁。その壁に、それぞれに美しい18人のミューズの上半身が、半円のステージを取り囲んでいる・・・ステージに立つ演者を鼓舞するかのように。


このホールの象徴とも言える天井の立体ステンドグラス、エネルギーに満ちた太陽がモチーフかな。


練りに練られた膨大な装飾の調和。こんなにたくさん色を使っているのに、逸脱せずにひとつにまとまってるんだよね。

カタルーニャ版アールヌーボーらしく、比類なき見事な大輪の花を咲かせた音楽堂。。。シンメトリックなつくりは、聖なる力をより一層強くする。

ユルバーンの屋上から

今日は早めに観光終了! 全身にモデルニスモ建築をたっぷり浴びたら、余韻にひたりながらスペインのお日様も楽しまなくっちゃね!!
ということで、ユルバーンの屋上へ🌞


蒸し暑かったアンダルシアに較べれば穏やかだけど、午後の傾いた陽射しでもポカポカとあたたかい。

1日に何回も飲んじゃダメ!って言われてるお酒をどうしても飲みたいTommyから、ご機嫌取りのカクテルがいそいそと届けられました😆✨

美しい街並み


となりでビール1杯やって寝こけているDarlingをよそに、プールでひと泳ぎしたり、バルセロナの街並みを眺めたり。


こっちには今日行ってきたサグラダ。遠くから眺めても、アイディアの源泉となったモンセラットの造形が想い出されるね。


今日は本当に、素敵な1日だったなぁ。。。

スペイン旅の最終夜

なんだかんだで夕飯は、お腹減っていなくてご当地マクドナルドで済ませちゃった😆

帰りがけ、朝ごはん用にベーグルのお店 & THE BAGELS へ。立ったままたっぷり20分くらい待たされて(キッチンの女性がひとりでオーダー順に丁寧に作っている)、ようやく出来上がったしましまの手提げボックスを二人してぶら下げてホテルに戻る。

明朝は早く出かけるから、今夜のうちにユルバーンのお会計。本当にどこを切り取ってもホスピタリティとアートに溢れていて、ユルバーンは間違いなくこの旅のベストホテル!!

居心地のよいレセプション


お気に入りのシャワールームで汗をすっきり流して、増えたお土産や干してたお洋服を丁寧にパッキング。

でもね、実は乾燥から始まった風邪がだんだんひどくなってきてて、スペシャルサプリに薬(のど弱いから常備)も追加し、寝る時だけでなく今日から一日中マスクして、ずっと飴なめてたんだけど・・・。

乾燥刺激で咳が止まらなくなるのがツライ・・・

ぐずっ、ぐずっ、ブビーーー💦
 ↑寝る前に鼻うがい&鼻かんでる

辛かったら明日の予定変更して
ゆっくり過ごしてもいいよ?



うん・・・でも明日のモンセラットは、ワケあってどうしても行きたいんだ。。。


水とトローチをベッドサイドにセットし、この旅で最もハードな最終日に向けて、早めにベッドにもぐり込む。

増えたお土産はガラス皿、トレンカディスのコースターと本、
動物に柄シールを貼るぬり絵本は知り合いの子供にあげたい



前回のバルセロナ訪問はこちら


今回の旅はこちら

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