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  1. MEDICAL

解決!脚のむくみ ①カリウム不足

このむくみ事件を時系列でまとめると・・・


血液中のK値はさほど低くないけど、後から振り返ると低カリウムの症状が見事に揃ってますな。

低カリウム血症の症状


☑ 高血圧
☑ むくみ
☑ 疲労
☑ 筋力低下、筋肉痛、けいれん
☑ 便秘
☑ 神経機能の低下
☑ 不安、イライラ、抑鬱、睡眠障害
☑ 重症例では不整脈、呼吸筋麻痺など


カリウムは排尿量の増加や、下痢や嘔吐で消化液を失う際に一緒に排泄されてしまいます。

あたしの場合は、夏の間カフェインの腎血流UP効果で尿量が増え、一度はむくみがとれたもののもともと少なめだったKがさらに少なくなってしまい、偶然同じタイミングで気付いたカフェイン中毒を期にカフェイン摂取をストップしたらさらに利尿がつかなくなり、水分が貯留=むくみが始まっちゃったんだねぇ。


カリウムが減って来ると、体液貯留や細胞膜電位バランスの崩れ、神経伝達障害などでいろいろな症状が起こります。

例えばインスリンは、Kと協力してブドウ糖を血液中から細胞内に移動させるホルモンなので、Kが少ないとブドウ糖が細胞内に移動できず、エネルギー産生系が回らなくなります。14Wの時点で血糖値がいつもより高かったのは、これによるものかなと。

結果、疲れやすくなったり、筋肉がはたらかなくなったり、体が冷えたり。利尿剤で無理に出したおしっこは、普段より冷えてたし!!


教科書的には「3~3.5の軽度低K血症ではほとんど症状が出ない」とされるけど、K不足が続くと細胞内Kが血液中に放出されて補われ、血液データ上はK値が低くなくても、細胞内低Kが進行して症状があらわれてくるみたいね。

つまり、”採血データでカリウム値がさほど低くないからといってカリウム不足は否定できない” ってことです。

致命的になり得る不整脈を防ぐための、最後の砦的な安全システムなのかな?と。
今回の細胞内浮腫なんかは、それを裏付けてる。


こんな状態の体にカリウムを補充した途端15分ほどで、体がポカポカして腸もゴロゴロ動き出し、なんとなくだらけてたのが頭も体もシャンとして、姿勢保持力まで一気に改善したのは、

も~スゴ過ぎる体験✨(゚д゚) !


でした。
なんとなく沈みがちだった気持ちもクリアに晴れたしねぇ…。

どんだけたくさん仕事してんだカリウム。
そして、どんだけカリウム不足してんだあたし💦

その後の対処

やっぱり美味しいコーヒー飲みたいし、脚のむくみもとりたい・・・
で、こうなりました✨


ドリップコーヒー1日3杯まで+カリウムを適宜補充!!


カリウムは納豆・アボカド・果物類・肉・魚などに多く含まれるけれど、基本どんな食物にも入っていて、食事量自体にけっこう左右されます
まずはきちんと食べることが基本。蛋白質+お野菜たっぷりね。カフェインは摂り過ぎに注意。

カリウムは低過ぎても高過ぎても、致命的な不整脈に繋がり得るミネラルですが、よほど高用量で摂取しない限り尿から適切に排泄されるので、高K血症に至りません。

ただし腎臓が悪い人はカリウムが蓄積しやすい(高Kになりやすい)ので、サプリの摂り過ぎに注意してね!
というより、腎臓が悪いとそれだけでむくみやすいので、きちんと内科の先生に見てもらいましょう💦



いや~・・・
いろいろと勉強になった、大事件(あたし的に)だったのでした✨


カリウム篇、完

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