いろんなニキビ治療があるものの、やってもやっぱり治らない!とお悩みの人はいませんか?
スナックやチョコレート、甘いドリンク、ラーメンやインスタント食品、洋食・中華の外食などなど、糖と脂の摂取が多いとできやすいのはもちろんだけど、「そんなの摂ってないのに・・・」って思う人もいるよね。
ニキビの根本解決は ”栄養から”。
何が原因のニキビなのか、は視診と問診である程度見分けがつくんです。田路がいつも頭の中で分類している5パターンを視覚化してみたよ!
1 思春期型
【コラム】アクネ菌は悪役?
2 高カロリー、糖質・脂質過多型
2.1 多嚢胞性卵巣PCOS型
【コラム】コレステロールが低ければニキビはできない?
3 亜鉛不足型
4 鉄欠乏型
5 ビタミンB群不足型
【コラム】脳の栄養不足とお酒
思春期型のニキビ
思春期から20代にかけては、体内で産生される性ホルモンの量が最も高くなる時期。性ホルモンの一種であるDHEAは、健康ではつらつとした心と体に欠かせないとても大切なホルモンですが、一方で皮脂産生を促すため、皮脂詰まりによるニキビが出来やすくなります。
なので思春期型では、皮脂腺の多いTゾーンと鼻のわきの頬に多く出やすい。
また、前髪などでニキビを隠し整髪料をつける&その洗い残しがあると、生え際やこめかみにも出やすくなる。一方でニキビが出ていない部分は、若さゆえツヤがよく弾力ある健康的な肌質なのね。

✔ オイリー肌
✔ Tゾーンや頬中央に多い
✔ 生え際やこめかみにも出やすい
✔ 初潮前後(女性)や背がぐっと伸びる時期に始まる
✔ 生理前やストレス期に悪化
DHEAは男性ホルモンの一種で、男女とも体内で産生されているもの。けれど産生量は圧倒的に男性が上なので、皮脂のべたつきやニキビに悩まされやすいよね。
女性も生理前はプロゲステロンの高まりによって、イライラや食欲亢進が起き、ニキビが出やすくなる。
ストレス期にはDHEAだけでなく、テストステロンやエストロゲンなど性ホルモン全体がUPします。テストステロンに反応する ”ヒゲの生える部位”(下あごや頬にかけてのフェイスライン、口周り、顎下から首にかけて)にニキビが増えてきたら、ストレスが悪化の一因かも!
生理前やストレス期には甘いものやジャンクフードに手が伸びがちで、糖質や脂質が多くなることでもDHEAがさらに増加します。そのあたりは、次の「高カロリーで糖質・脂質過多のニキビ」も参考にしてね✨
思春期型ニキビの場合は、ホルモンが落ち着く年齢まで必要に応じて、抗炎症や収れん効果に優れたニキビ肌用スキンケアや、ピーリング作用で角質の詰まりを取り除く保険外用薬(ベピオ等)、肌代謝を円滑にし皮脂を抑えるイソトレチノイン内服(体にも出る人は内服おススメ)、肌代謝を促すピーリング等の施術もうまく利用するといいね。
抗菌剤の内服や外用も、悪化を防ぐ・炎症を鎮静化するには有効です。LEDなどのレーザー治療も、菌の繁殖を抑え赤みや炎症に対し効果があります。
食事面では、皮脂産生を増やしてしまう糖質やジャンクフードの摂取を減らし、皮膚代謝に必須な野菜やたんぱく質食品を幅広くバランスよく摂ることで、皮脂詰まりを起こしにくい肌に導くことができます。もちろん、早寝早起き規則正しい生活や、寝る前に肌や髪のよごれをきちんと取り除くことも大切だよ! 生え際ニキビが出る人は、整髪料やシャンプーの流し残しにも気を付けてね。
👿アクネ菌は悪役?
かつてはニキビといえばアクネ菌・・・がやり玉にあがっていましたが、実は誰の肌でも見られる常在菌の一種。肌を弱酸性に保つなど一定の役割を持っています。けれど「好脂性・嫌気性」といって、酸素が少ない環境を好み、脂をエサに増えやすい性質。つまり、皮脂詰まりを起こした毛穴の奥は居心地がよく、アクネ菌が増えて炎症を起こしやすい。
アクネ菌がいるからニキビになるのではなく、ニキビができたところにアクネ菌が増える、というのが正解。なので抗菌薬(内服・外用)は、根本治療ではなくて対症療法。炎症を鎮めたり、悪化を防いだりはするけれど、ニキビが出来なくなる薬ではないので注意してね!
ニキビの根本治療は、肌代謝を円滑健全にすること一択です。だから、食事含めた生活習慣の改善が大事✨
高カロリーで糖質・脂質過多のニキビ
比較的若年~中年層で、糖×脂をモリモリ食べる男性や、食べることが大好きな少しふくよかな女性に多い、高カロリーで糖質・脂質過多型。
皮脂づまりを左右するDHEAは思春期に増えるだけではなく、コレステロールが上がる食生活をしていると、コレステロールを原料とするDHEAの産生も増えていきます。コレステロールそのものの摂取が少なくても、糖質過多でもコレステロールは高くなるし、もともと体内でもつくられているので体質による影響も大きいよ!
ニキビは全体的に出ますが、こめかみやフェイスライン、下あごやあご下など、ストレスの時にも増えやすい部分に比較的多いの。なぜかというと、悪いものが過剰に入ってくる食生活では、体内がストレスを受けたのと似た状態になるから!
野菜が少なく糖質・脂質が多い西洋型のハイカロリー食で、お酒(=糖質)が多く、大食いや早食い、夜遅くまでの飲食。脂肪が蓄積してだんだんインスリンが効かなくなり(インスリン抵抗性)、体内のインスリンレベルが慢性的に高くなり老化スイッチが入ります。結果、腸内には悪玉菌が増えて、高血圧や血糖値の上昇、脂肪肝や肥満、高脂血症、高尿酸血症にもなりやすい。

✔ オイリー/毛穴の開きや黒ずみ
✔ Tゾーンや頬に赤みが強い/赤ら顔
✔ 高カロリー・高糖質・高脂質の食事
✔ 大食い・早食い・寝る前食い
✔ 外食や飲み会が多い/糖質の多いお酒が好き
✔ お腹にガスが溜まりやすい
✔ 顔や首にイボができやすい
✔ ストレスでニキビが悪化する
ストレスがかかれば、DHEAやテストステロンだけでなく、コルチゾールやアドレナリンも上昇し血圧や血糖値を押し上げます。血圧が上がると肌は赤みが強くなり、過剰な皮脂とその酸化で赤ら顔に。テストステロンとコルチゾールは食欲を刺激するので、余計に大食いになったり甘いものや脂っこいものが欲しくなります。
そりゃニキビも酷くなるよね~💦
過食やストレスは体内でも老化や組織の微小炎症を引き起こし、成人病の母床に。臓器や血管レベルで炎症が生じて、もともとの栄養バランスも悪い上にビタミンや抗酸化物質がどんどん消費され、老化に傾いて免疫機能が落ち、イボやポリープ系疾患も増えたりするの😱
多嚢胞性卵巣PCOS型のニキビ
女性の場合は、さらにこんな特徴も加わるよ!
✔ 生理不順/生理が来ない/排卵がない
✔ 生理周期にあまり関係なくニキビが増悪
✔ 体毛が濃くなる
✔ お菓子・甘い飲み物・菓子パンなどを好む
✔ 多嚢胞性卵巣(PCOS)である
性ホルモン系って性別に関わらず、原料コレステロールからプログネノロンを経てプロゲステロンが、プログネノロンからDHEAを経てエストラジオール(エストロゲン)とテストステロンがつくられているんだけど・・・

各ホルモンのバランスは、性別や年齢、食生活や脂肪の蓄積量、遺伝的体質や生活習慣で変化するのね!
女性の糖質過多においてインスリンレベルが高くなると、卵胞の発育が悪くなる&テストステロンの産生量が増えてしまうんです。
増えたテストステロンが食欲を刺激しさらに太り、インスリン抵抗性もインスリン値も増えていく😫
このホルモンバランスの崩れにより、排卵できない未成熟な卵胞がたくさんできる多嚢胞性卵巣(PCOS)に。
排卵しない=黄体できない=黄体で産生されるプロゲステロンも減少するので、もし排卵ができたとしても着床しづらくなっちゃうよね。PCOSは糖質過多や不妊と関係が深いのよ。
また、女性の場合はお菓子や甘い飲み物などのスイーツが多くなりがち。甘いものの摂取によって、安心ホルモン・セロトニンの放出力が男性よりも弱い分、甘いもの摂取でセロトニンが上がると幸せレベルが格段に上がるのね。←報酬系😆
でもスイーツは特に糖化を起こしやすい上、ビタミンやミネラルといった代謝を回す栄養素が少ないため、体調もお肌もどんどん悪くなってしまうのです💦
高カロリー、糖質・脂質過多型ニキビ(PCOS型含む)の場合は、基本的に難治です。まずは食生活の見直し、悪いものを減らし、野菜やおかずを中心にゆっくりよく噛んで食べること。規則正しい生活をし、大食い・早食い・寝る前食いはやめること。ゆっくり食べると食欲も抑えやすいよ😉
そして有酸素運動で余計な脂肪を減らし、筋肉を増やし代謝やホルモンバランスを改善すること。
これらが何より効くのを覚えておいてね!
改善には時間がかかるので、早めの対策がおススメです。
皮脂が多いため、抗炎症や収れん効果を期待したニキビ肌用スキンケアも悪くはないですが、比較的効果が上がる治療は、肌代謝を円滑にし皮脂産生を抑えるイソトレチノイン内服。糖質で消費されやすいビタミンA系の成分てこともあるよね。毛穴の黒ずみや開きも、内側から肌の代謝をおし進めるこの内服がよく効きます。
ただし、副作用でコレステロールや肝酵素が上昇することがあるので、時々採血チェックを、薬だけに頼らず食事から正していくのを忘れずに。
一方で、ピーリングやレーザーなどの攻めた施術系は、炎症を増悪することもあるので注意が必要です。水流で毛穴汚れを取り除く等のマイルドなタイプならOK。
☑コレステロールが低ければニキビは出ない?
コレステロールは ”ステロイドホルモン” 群(コルチゾール、テストステロン、エストロゲン、プロゲステロン等)の原料です。コレステロールが高い人ほど、DHEA含め性ホルモンも充実しているのは確かなので、ニキビだけに着目すれば、コレステロールが低い方ができにくいと言えるかもしれません。
でも男性においてDHEAは高い方が健康長寿。テストステロンは意欲や強くしなやかな身体を与え、エストロゲンは人類最高の抗酸化物質として女性のライフイベントを支えています。相方のプロゲステロンだって、強力なパワーのエストロゲンが安定して作用するためのスタビライザーとして大事な役割を担っています。
コルチゾールをはじめ、これら性ホルモン群がストレス下で増えるのは、それを乗り切る力を私たちに与えるため。これらのホルモンレベルが高い人は、ストレスを乗り越える力(=ストレス耐性)も高いんです。逆にコレステロールが低すぎる(T.Cholで170以下)と、ホルモンのレベルも低くなり、元気がなく免疫や抵抗力も弱ってしまいます。
脂質全般に言えることですが、バランスよく適度な摂取が必要なのね。
亜鉛不足型のニキビ
逆に ”食べられない” 人の代表格がコチラ、口周りやあごに集中してできる亜鉛不足型 。いろんな栄養素不足が根底にありますが、中でも亜鉛の不足で胃腸が弱い人に多く見られます。
亜鉛が足りないと新しい細胞が作れず(新陳代謝できない)、肌が薄く弱く、消化吸収が悪くなります。もたれたり下したりするため食が細く、お腹に負担のかかりやすいたんぱく質や脂っこいものは避けがち。ラクに消化できてすぐに血糖値も上がる「糖質」に依存しやすいです。
本来、糖質よりも「おかず」から入るべき ”ミネラル” や ”ビタミン” がないと体内の代謝は回らないので、このタイプの人は脂肪燃焼がうまく回らず、空腹時は糖質を摂らないとエネルギーが作れません。なので、ごはんはちゃんと摂らないのに、おやつのお菓子や菓子パン、甘い飲み物なんかは摂るのね・・・。
肌や粘膜・消化管のバリアが低下しアレルギーを生じやすく、化粧品や花粉・黄砂などに反応して赤くなることも。敏感肌で荒れやすい上に治癒も遅く、皮膚が薄く乾燥しやすいため、若いうちから浅いしわが残りがち。太れないタイプで組織が重いわけではないのですが、しわが出ることでたるみ感も増強します。髪は短いうちに抜け落ちることが増え、細く少なくなっていきます。

✔ あご・口周りに集中するニキビ
✔ 皮膚が薄く敏感/頭皮の赤みや痒み
✔ 乾燥小じわ
✔ お腹が弱い/食が細い
✔ おやつを摂らないともたない
✔ 味オンチ/味覚障害
✔ 傷の治りが遅い
✔ 薄毛/短い毛が抜ける
体内でも ”新しい細胞がつくれない” ので、古い細胞がムリしてはたらいている「虚弱体質」に。すでに消化吸収が落ちてしまっているため、食事を改善してもすぐにはニキビや不調が良くならず、長引くのも特徴です。
よく亜鉛不足=味覚障害って言われるけど、”味がわからない”って自覚してる人は少なくて、”甘いのばかり食べても全然大丈夫” ”(みんな〇〇がおいしいっていうけど)美味しさがわからない” みたいな「バカ舌」が多い。失礼💦
慢性的に不足が進行するから、味覚が鈍くなってるのに気付いていないのね。
稀に、ちゃんと食べているのに胃腸が弱い・・・という人も。その場合はよくよく聞くと、過去の病気や暴飲暴食でいったんひどく胃腸を壊していることが多く、食べても栄養が吸収されない状態だったりします。
亜鉛不足型の場合は、辛抱強く地道な改善が必要です。亜鉛は動物性たんぱく質(牛肉やシーフード)と穀類(白米よりは玄米や雑穀の)に比較的多いですが、効率よく摂れる食材というのはあまりなく、いろいろな食材に少しずつ入っているため「食事量」も大事! ダイエットで食事を減らすと、たとえサプリで補充をしていても亜鉛が不足する人多数。1日1食や2食ではなく、3食に分けてこまめに摂取し、おやつも栄養に役立つものを摂るよう心がけてね。
消化吸収が悪いので、食事はゆっくりよく噛んで、細かくして胃腸に送り込むように。細かくなった食べ物は体積に比して表面積が多くなり、まんべんなく消化液に触れてようやく、アミノ酸やビタミンやミネラルが取りこめる状態になります。続けることで少しずつですが、消化吸収力も回復が期待できます。
食事改善だけではまず追い付かないため、治療にはサプリ必須。消化を助ける消化酵素剤や、亜鉛等不足しているミネラル単独のサプリを。マルチミネラルだと各ミネラルの絶対量が少ないので、できれば血液検査で確定して不足ミネラル単体のものをきちんと足したいところ。
ミネラルサプリの内服で胃腸に不調が出る場合は、食事と一緒に摂ったり、小さく割って分けて飲んだりしてみましょう。
皮膚が弱く乾燥しやすいので、スキンケアは保湿を徹底。乾燥するイソトレチノイン内服は、使うとしても緩め推奨。施術では、ピーリングやレーザーなどの剥く系ではなく、直接ニキビを改善するわけではありませんが、肌育・水光注射・イオン導入など ”足して肌を育てる” 系のものがおススメです。
鉄欠乏型のニキビ
亜鉛のほかに、鉄欠乏型もよくあります。日本人女性はおおむね鉄不足の傾向で、生理出血が多い方は特に深刻な鉄不足におちいりやすいよね。まれに男性でも、不摂生やダイエット、マラソン等の過酷なスポーツで赤血球が破壊され、鉄欠乏になっているケースを見かけます。
鉄欠乏による特徴的な症状は、冷え性・むくみ・便秘・青あざ・薄毛・青グマ・乾燥肌・肩や関節など体の痛み・免疫低下などなど、女性に多い不定愁訴のオンパレード! 鉄が主に行う、酸素の運搬・熱やエネルギー産生・コラーゲン産生・免疫といったはたらきが低下するためです。
これらの症状に加え、体温36度以下、スポーツ心臓でもないのに心拍数が60/minを切るようなら、まず重篤な鉄欠乏があるとみてよいでしょう。(重症鉄欠乏では甲状腺機能低下と同じ症状が出る)

✔ ニキビが大きく腫れやすい
✔ 色素沈着が長く残る
✔ 青グマや顔色の悪さ
✔ ツヤがなく色白orくすんだ乾燥肌
✔ 青あざができやすい
✔ 冷え症・むくみ
✔ 便秘症
✔ 薄毛・白髪
✔ 風邪をよく引く
✔ 生理前症候群がひどい
✔ 生理量が多い/子宮内膜症や筋腫あり
鉄欠乏では肌の代謝が悪く、たんぱく質成分が少ないため乾燥肌で、古い角質が蓄積しツヤがありません。できたニキビは免疫力低下で腫れやすく、炎症後の色素沈着が長く残ります。
あとね、鉄が十分体の中にあっても、鉄の貯蔵庫・肝臓が調子悪いと、必要なところに鉄分を送り出せなくなり、鉄欠乏症状が出ることもあるよ! 糖質過多(お菓子やアルコール含め)で脂肪肝がある人は要注意デス。
鉄欠乏型の場合は、まずは毎日の食事でせっせと鉄分を摂取。一昔前とくらべて植物性の食品に含まれる鉄分はかなり低下しており、レバー・赤身肉・貝類等の動物性のヘム鉄の方が吸収は圧倒的によいのですが、ほうれん草・ひじき・きくらげ等の植物性のものも重ねる方が、栄養バランスもUPします。
腸を通過するミネラルは中毒回避でごく一部しか吸収されないので、食事とサプリでは体内鉄は少しずつしか上がらず、生理出血と相殺されほとんど増えないケースも。松倉では栄養指導やサプリだけでなく、鉄の注射補充も必要に応じて行っています。(安全に行うノウハウが必要)
場合によっては生理出血をピルで減らす等の ”出血コントロール” が有効。脂肪肝がある人は、その改善も必須です。運動と糖質過多の改善で、肝臓が元気になると鉄のはたらきもよくなりますよ!
古い角質を入れ替えて整えるために、代謝を上げるイソトレチノイン内服や保険外用薬、ピーリング等、乾燥対策をしっかりしつつ取り入れてみましょう。角質のお掃除と色素沈着対策ができる照射系もおススメ。
ビタミンB群不足型のニキビ
最後はビタミンB群不足型。赤く腫れることは少ないのですが、硬く突出した白っぽいコメドやニキビが数多く出てしまうタイプ。代謝がアンバランスになっており、厚い角質が詰まりを生じ硬いポツポツが多発します。
ビタミンB群は基本的にたんぱく質食品に多く、かつ食品によってB群の種類とバランスも違います。なので「鶏胸肉ばかり食べている」「牛肉は苦手で食べられない」「ベジタリアン」といったたんぱく質食品の偏りや好き嫌いで起こりやすいんだよね。
お酒もB群を消費するので、酒量の多い人は慢性的にB群不足がみられます。情緒不安定や集中力低下、イライラ、不眠などは脳のB群不足に特徴的。
酒好き・口内炎・不眠(特に悪夢)。この3つはB群不足を強く疑って!

✔ 硬いボツボツしたコメド・ニキビ多発
✔ ツヤがなくくすんだ肌
✔ 食べ物の好き嫌いが多い
✔ お酒・カフェイン・タバコが多い
✔ 不眠(入眠障害・途中覚醒・悪夢など)
✔ 口内炎や口角炎がある
B群は ”群”ではたらくビタミンで、B1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・ビオチン・葉酸・B12・・・と全部が揃わないとはたらきが悪くなるのね。なので、ニキビの保険診療でB1/B2/B6あたりがバラで出されても、正直あまり効果はない😫 食事から見直さないと、このタイプのニキビを完治させるのが難しいんです。
よく見られる症状は、疲労感(B1)、口内炎・口角炎(B2/B6)、髪や肌の不調(パントテン酸・ビオチン)。
そして野菜が少ない人は葉酸不足、動物性たんぱく質を摂らない人はB12不足に。葉酸不足もB12不足も ”大球性貧血” になり、食欲不振や舌炎などの消化器症状があらわれるほか、B12不足では末梢神経障害(味覚障害等)を伴うことも。
B群をすべて揃えるには、たんぱく質食品(いろいろな肉・魚・シーフード、卵、豆類、乳製品)を幅広くよく噛んで摂る、野菜(葉酸)も摂る、サボらず好き嫌いせずきちんと食事すること。そしてアルコール・カフェイン・タバコといったB群を消費する原因物質の摂り過ぎを避けましょう!
B群不足型の場合は、まずはたんぱく質食品(肉・魚・シーフード・卵・豆類・乳製品)を今よりも種類と量を多くしてみて。1食の中で2~3種摂れると理想的です。たんぱく質食品は硬くて消化吸収が悪いので、ゆっくりよく噛んで、細かくして飲み込むように!(ここは亜鉛不足と同じ)
その上で野菜も各種たっぷり摂りましょう。葉酸は葉物野菜に多いけれど、他のビタミンや抗酸化物質も摂るために、いろんな色の野菜を口にするようにしてね!
代謝がアンバランスで厚い角質が詰まりを生じているので、ベピオ等の代謝を上げる保険外用薬、ピーリングやトーニング、イソトレチノイン内服もある程度は効果があります。
☑脳の栄養不足とお酒
身体と同じく、脳にも栄養不足症状があります。脳のはたらきに影響しやすいのが、ビタミンB群、ビタミンC、鉄、亜鉛、銅、アミノ酸などの不足。これらの栄養不足による疲労感・不眠(入眠障害/中途覚醒/早期覚醒/熟眠障害)・イライラ・うつ・集中力低下はよく見られます。
中でもお酒による入眠障害は多く、”飲まないと眠れない” ”けれど眠りは浅く途中で目が覚める” ”朝疲れがとれていない”というのが典型例。「寝酒」はアルコールによる意識消失😅で一見眠れたように見えても、睡眠の質はひどく悪く、心身のリカバリーがされないまま朝を迎えることに。
どうしてもお酒が好き!ならせめてB群だけでもしっかり補充をして欲しいところ・・・それでもけして完璧な免罪符ではないので、酒量のコントロール、休肝日をしっかり作る等の改善は必要だね。
5つのパターンに分けて、栄養面からのニキビ治療をご紹介しました。
実際は混在型も多いけれど、多くキーワードが当てはまるパターンをぜひ参考にしてみてね!
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